
コロナ影響でボーナスも減っていよいよJR辞めたい

鉄道会社ならではの転職活動って何?
2020年初頭、コロナウイルスが世界中で猛威を振るい始めてからまもなく3年をむかえます。
コロナウイルスの影響は今も根深く残ります。
元JR本州3社(のどこか)で総合職として働いていた筆者ですが、最近は若手だけでなく、筆者と同じくらいの中堅でも退職をしていくと元同期・後輩から聞きます。
せっかくなので、今回は具体的なステップに落とし込んだ記事を書いていきます。
想定読者は鉄道会社に勤める総合職(20代~30代前半)ですが、転職そのものに興味のある方にとって、転職のイメージづくりになれば幸いです。
・JR本州3社のどこかで事務系総合職
・駅、運転士、支社、本社を経験後、メーカー海外営業に転職
・収入・働き方改善だけでなく、念願の海外駐在も経験し現在に至る
\ 手っ取り早く転職活動を始めたい方! /
鉄道会社の人向け!転職活動のステップ

転職活動を開始する最初のステップと気を付けるポイントは以下です。
適職診断・自己診断で自分自身を再確認
転職サイトや転職エージェントに登録する前に、無料・登録無しで実施できるような、多くの会社が提供している適職診断・自己診断ツールを活用しましょう。
自分がどのようなことに興味を持ち、向いているのか。どのような性格なのかを知っておくと企業との面談だけでなく、エージェントが紹介する企業とのミスマッチも回避できます。

<< 就職・転職用自己診断 おすすめツールランキング【やってみたまとめ】 を読む
転職エージェントへの登録
ブログやYoutubeを見ると、転職サイト登録は無料、今すぐ登録しよう!という記事が目立ちます。
早速転職エージェントに登録!といきたいところですが、キャリアアドバイザーもビジネスとして転職希望者と面談。
相手も人間です。
何の考えもまとまっていない転職希望者より、転職をする動機や転職希望時期がはっきりしている人を相手にする方がやる気がでるのは明白。
下記のポイントをしっかり整理しておきましょう。
転職エージェントとの面談前に考えておくこと
・なぜ転職を検討し始めたのか
・次の職場で実現したいことは何か、転職を決める上での優先順位は何か
・そのためにどういった転職先を希望しているか
さくっと面談前に考えておくべき内容が定まったら、下記からJR・私鉄勤務用に用意した転職サイトを活用してみて下さい。
企業口コミサイト確認
周りに希望する業界や会社に勤めている知り合いがいればベストですが、そのようなことは稀です。社員の生の声を少しでも得るために、Openworkや転職会議、キャリコネといった口コミ情報が参考になります。
所属中あるいは所属していた会社の口コミを投稿すれば、口コミを見ることができるだけでなく、スカウトサービスへの登録も可能。
この2つを使わない手はありません。
基本的に在籍中の会社から転職したいと考える転職希望者が口コミを投稿するため、ネガティブな面が強くでていることを前提に確認していった方が良いです。
・ネガティブ比率は高く、100%鵜呑みは危険。気になる点は面接で直接聞くこと
・投稿者本人のとらえ方次第だが、ポジティブな転職口コミの信ぴょう性は高い
・会社の全体像や給与・労働環境を把握するには口コミが適している
\ 転職活動に役立つ企業情報が充実 /
転職エージェントとの面談
転職エージェントに登録するとエージェントからメール連絡が入り、面談設定に進みます。
(引っ越し業者や車の買い取り査定ほどすぐ連絡来るわけではありませんのでご安心ください!)
コロナ禍の現在はオンラインでもエージェントとの面談ができて便利ですが、そうでなくてもそれなりの規模の都市であれば、その地域のエージェントと面会も可能です。
最初のステップで述べた内容を元に、職務経歴書や履歴書を用意していきます。
書類は面談後もアドバイスいただけるので、構えなくても大丈夫。
一方で、転職活動は現在所属の会社には内密に、業務に支障が出ないように行う必要があります。
日々の仕事が忙しい中、転職活動をする負担を考えると、5社も6社も登録するのは避けた方がいいかなと個人的に思います。
JR・私鉄勤務でも転職できる!おすすめ転職サイト6選【鉄道会社】でも、JACリクルートメントを中心に総合転職エージェント1-2社への登録をおすすめしています。
転職意欲が高く、どこかしら受かる見込みがある求職者に対しては、頻繁に電話やメールで案件紹介や転職の進捗を行い、インセンティブを得ようと思うのが事実。

最初の転職活動は5社登録したけど、本業とのバランス調整難しかった。
・エージェントとはオンラインで面談可能。会社の定時後や休日の面談をおすすめ
・意見や求人を幅広くもらえるメリットはあるが、本業に支障でない程度に
・求人紹介が面談で話した内容と異なり、伝えても改善されないようであれば、変更を。
企業のポジティブな面ばかりごり押ししてくるエージェントにも注意!
鉄道会社の人向け!おすすめ転職エージェントまとめ

いずれも私が1社目・または2社目の転職で登録しており、お勧めできる転職エージェントです。
最終的にはキャリアアドバイザー次第となる点もありますが、自分にマッチしそうと思ったエージェントへの登録をおすすめいたします!
JACリクルートメント
JACリクルートメントは外資系企業や海外進出企業など、グローバル転職に強み。
私の希望と合致していたこともあり、エージェントとの面談でも話がスムーズに進むことが多かったです。
JACリクルートメントがおすすめされる理由は扱っている案件の強さだけなく、「転職できる・できない」がしっかりわかるところ。
その他、理由は以下(同社ホームページの情報を参照)。
詳細は下記記事にも記載しています。
<< JACリクルートメントが海外営業や英語使いたい人におすすめの理由 を読む
\ ハイクラス向けおすすめ /
リクルートエージェント
言わずと知れたリクルート転職支援実績No.1(2017年3月時点)の転職エージェントがリクルートエージェントです。
若手の半分は登録している、と言われるほど有名です。
おすすめの理由は以下(同社ホームページの情報を参照しています)。
<< リクルートエージェントで失敗しない初めての転職を!【注意点あり】を読む
\ 紹介企業数充実!登録無料 /
doda
転職サイトと転職エージェントが合体した立ち位置。旧インテリジェンス、現在はパーソルキャリアが運営しています。
おすすめの理由は以下(doda公式サイト参照)。
<< 初めての海外転職にdodaをおすすめする理由5選【注意点あり】 を読む
\ 初めての転職におすすめ!登録無料 /
マイナビエージェント
マイナビエージェントの強みとして、ホームページには以下が記載されています。
これだけだと他社との差別化が難しいので、個人的な使ってみた感想を記載します。
私の印象として「20代、初めての転職向き。業種・業界に特化した専門サイトが充実。」です。
誰もが就活時代から馴染みのあるマイナビということもあり、若い世代からの信頼を勝ち取っています。
サポート体制についてもdoda同様協力的ですが、人対人で積極的なコミュニケーションがあるdodaに対し、マイナビの場合は業界別情報や転職ノウハウの情報量が圧倒的という感覚。
\ 20代におすすめ /
鉄道会社の人向け!転職の流れと転職エージェント まとめ

今回は鉄道会社で働きながら転職に興味がある読者に向けて、転職活動の流れとおすすめ転職エージェントを紹介しました。
転職のステップとしては以下のとおり。
自分の強みや弱み、向いている業種、職種を事前に把握

自己分析や適職を把握した後に、エージェント登録を行い職務経歴書や自己PRを作る

おすすめの転職エージェントは以下を紹介しました。
鉄道会社は今も昔も人気で魅力ある業界であることには変わりありませんが、今回の新型コロナで需要の落ち込みに加え、設備・保守の費用も長期にわたって負担となる点は紛れもない事実。
転職のタイミングを逃さないためにも、自分自身の考えを整理し、最初の一歩を踏み出すことから始めてみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。