
鉄道会社で働いているけど売上も仕事もきついし転職したい。
転職サイト・エージェントはどこがおすすめ?
鉄道会社からどのように転職したかという情報はなかなか得られないですよね。
本記事では、鉄道会社総合職から転職した筆者の実体験を元に、おすすめの転職サイト・エージェントを解説します。
- 鉄道会社からの転職におすすめの転職サイト・転職エージェント
- 鉄道会社(JR・私鉄)ならではの転職活動注意点
- 筆者が使用した転職サイト・エージェントの体験談と詳細記事
この記事の結論を簡単に紹介すると、JRや私鉄からの転職を予定されている方は転職初心者に優しいdodaかリクルートエージェントといった大手総合転職エージェントからスタートし、余裕があればJACリクルートメントで腕試しするのがおすすめ。
こだわりや強みが無い場合、ハイクラス転職特化エージェントや業界・業種特化のエージェントはおすすめしません。
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(残業60-80時間。泣)
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※転職サイト・エージェントをそれぞれ3-4社利用
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JR・私鉄から転職する際の注意点

※早く転職サイト・エージェントを知りたい方はこの章スキップしてください。
私自身実感していますが、JR・私鉄からの転職は総合職の場合でも現業職の場合でも、メーカーやコンサル、商社など他業界の場合とは違う立ち回りが求められます。
業界は絞り過ぎない
転職サイトやエージェント登録後、多くの求人で必須条件とされる「〇〇業界で3年以上の経験」「法人営業経験」は鉄道会社で働いているとなかなか当てはまりません。
例え総合職の場合であっても、事務系の場合入社後1~3年が現場での研修期間となり、実務年数が不足してしまうためです。
私自身も当初は、とにかく将来海外で働ける仕事・収入が増える仕事だけ見ていましたが、途中から幅広く色々な求人をじっくりみるよう方針変更したことで面白そうな企業や業界を知ることができました。
「鉄道会社がイヤになる何かがあった」か「どうしても新しい何かをしたくなった」という動機があるからこそ、わざわざ安定したイメージのある鉄道会社から転職を考えるはず。
後者のような「特定の企業や業界にしか興味がない」という場合を除き、目に入るあらゆる業界や企業に目を通す、2回目の就職活動をする気持ちで臨めばいいのです。
ハイクラス転職は難しい
ビズリーチやハイクラス転職スカウトの場合、紹介される金融、不動産、商社の求人は20代若手の場合でも年収600-700万円以上がざら。
一方、鉄道会社の場合、総合職だとしても20代・700万円に届くことはまれでしょう。
となると、残念ながらハイクラス求人紹介の対象からは外れてしまうことが多いです。
事務系の場合、ハイクラス求人で紹介されるのはコンサル(ソルジャー要員覚悟で)くらい。
したがって、まずは大手の総合型転職エージェントがおすすめ。
業務外での自己研鑽大事
といったことから、できるだけ早く鉄道以外の仕事や英語、財務といった汎用的なスキルを身につけるべき。
駅業務とか運転業務の社内制度に全力注いでも、上司からの評価が上がる(上司自身の評価が上がるから)くらいですよね。

わたしの場合は、学生時代から好きだった英語をひたすら磨いてました
結果、海外駐在まで経験することができ、その後のキャリア形成にも役立っています。
<< 海外営業「やりがい」感じること5選・「ツラい」「大変」なこと5選 を読む
JR・私鉄からのおすすめ転職サイト

先ほどの注意点を考慮して、JR・私鉄からのおすすめ転職サイト6社を紹介します。
・doda
・リクルートエージェント
・JACリクルートメント
・マイナビエージェント
・パソナキャリア
・リクナビNEXT
転職サイト・エージェント一覧表
会社名 | doda | リクルート エージェント | JAC リクルートメント | マイナビ エージェント | パソナキャリア | リクナビ NEXT |
---|---|---|---|---|---|---|
タイプ | 転職サイト・エージェント | 転職エージェント | 転職サイト・エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職サイト |
料金 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
公開求人数 | 約150,000件 | 約258,000件 | 約15,000件 | 約76,000件 | 約76,000件 | 約64,000件 |
非公開求人数 | – | 約289,000件 | (60%が非公開求人) | 約37,000件 | (70%が非公開求人) | – |
ココがおすすめ | 業界最大級のサイト・エージェント・スカウトが1つのページで対応 | 圧倒的知名度と充実した転職サポート | ミドル~ハイクラス企業に強く、自身の力試しができる | 若手・第二新卒向けに強み 適職診断「ジョブリシャス診断」が優秀 | 人材派遣からスタートしたパソナならではの丁寧・懐の深い対応。 全国に拠点あり | 人材大手リクルートの転職サイト。 スカウト・レコメンドが使える |
ココがいまいち | キャリアアドバイザー面談は確約ではない | 3か月のサポート制限。希望と合わない求人の可能性 | ビジネスライクな対応となる可能性あり | 30代以上・3大都市圏以外では求人多くない | 求人数や筆者の経歴からか案件の紹介が上位に比べ少なかった | 転職意欲が高い場合、素直にキャリアアドバイザーに頼るべき |
ページ | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る | サイトを見る |
doda

dodaは人材紹介会社パーソルキャリア(旧: インテリジェンス)が運営する、業界大手の転職エージェント。
求人数はリクルートエージェントに次いで多く、若年層~ミドル層まで業界業種問わず多くの案件を持っているため、初めての転職にもおすすめできます。
さらに転職サイト、転職エージェント、さらにはスカウトとして多様な使い方ができる点は大きなメリット。
経営統合を経て成長したメガベンチャーならではのエージェントの熱意と手厚いサポートが特徴です。
<< 初めての海外転職にdodaをおすすめする理由5選【注意点あり】を読む
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筆者の体験談
1社目在籍中、転職について右も左もわからない時、リクルートエージェントの次に登録。
職務経歴書チェック、面談による転職活動の理由深掘りなど、足しげくキャリアアドバイザーの元に通いましたが、嫌な顔せず対応してもらえました。
2社目の転職の時も登録しましたが、変わらずきめ細やかなサポート。
キャリアアドバイザーからの求人票はドサッとまとめて通知。
おすすめポイント
メインの求人案件的には、30代で複数回か転職した人向けというよりは、初めて転職する人向けにより一層おすすめできる転職エージェント。
他の大手総合型エージェントに比べるとキャリアアドバイザーの年齢も全体的に若いようで、近い目線でサポートしてもらえる点が魅力的。
\ 登録無料 /
リクルートエージェント

リクルートエージェントは業界最大級の公開・非公開求人を誇る、日本を代表する人材紹介会社。
BtoCメーカー在籍時、若手の半数が同社に登録し、水面下で転職活動をしているともっぱら噂だったのがこのリクルートエージェント。
大手ならではの手厚いサポートだけでなく、海外・ハイキャリアの求人も多く、この記事を見ているあなたにもおすすめできるエージェントの一つです。
<< リクルートエージェントで失敗しない初めての転職を!【注意点あり】 を読む
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筆者の体験談
1社目在籍中、ちょっと転職に興味があるなというノリで登録したリクルートエージェント。
理由は「リクルート」の知名度。
総合商社やグローバルメーカーなど、興味のあった求人には勢いで応募していましたが、転職期間を定めていなかったため後半は尻切れトンボ状態になったのが悔やまれます。
「なるべく早く転職をする!」と決めている鉄道会社社員は、登録必須の転職エージェント。
dodaと同様、求人はドサッときます。
おすすめポイント
求人の豊富さや転職活動における文書作成・修正のサポートはもちろん、転職イベントの充実度に圧倒されるはずです。
転職に興味があるなというレベルで登録した筆者も、1~2か月後には「転職活動してみよう!」と前向きになれるような展示会や転職フェアが多く実施されていました。
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JACリクルートメント

JACリクルートメントは1975年ロンドンで創業の外資系転職エージェントです。
40年を超える人材サービスの経験・知識で、外資系・グローバル企業の海外ポジションについては国内No.1の実績を誇ります。
総合型と言いながらも、他の転職サイト・エージェントに比べるとミドル~ハイクラス求人が多く、30代以降・マネジメント経験や語学経験豊富な方が主なターゲット層。
<< JACリクルートメントが海外営業や英語使いたい人におすすめの理由を読む
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筆者の体験談
鉄道会社からの転職時には大手総合型に次いで、3社目に登録したエージェント。
半年でコンサル5社、メーカー7社(日系5社・外資2社)、商社2社、その他2社、合計16社の紹介あり。
気になる業界を深堀りできたり、転職活動の理由を改めて整理できたりと信頼感をもって付き合うことができました。
おすすめポイント
JACはミドルクラス~ハイクラス転職に強みがありますが、これらの求人に転職できる可能性を増やすだけでなく、足切りの確認として活用可能。
アドバイザーからの指摘により軸のある転職活動が実現できるだけでなく、案件の質も◎。
以下に紹介する総合型転職サイト・エージェントを軸に、同社からの案件紹介を待つスタンスで利用するのがおすすめです。
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マイナビエージェント

マイナビエージェントは20代の転職エージェント満足度No.1 (2021年12月 GMOリサーチ株式会社アンケート)。
就活生から絶大な知名度を誇る「マイナビ」は、イメージ通り第二新卒や20代といった若手の転職活動に強みがあります。
マイナビエージェントは転職エージェントですが、マイナビ転職という転職サイトも運営しています。
\ 大都市圏の20代におすすめ /
就職・転職用自己診断 おすすめツールランキング【やってみたまとめ】の中で、マイナビの自己診断・適職診断ツール「ジョブリシャス診断」を最もおすすめのツールとしています。
パソナキャリア

パソナキャリアは2022年オリコン顧客満足度調査で転職エージェント4年連続第1位を獲得している、大手の転職キャリアサービス。
求人数は非公開求人含め45,000件以上、取引実績企業16,000社以上、転職後年収アップ率67.1%をウリとしています。
JR私鉄転職の場合、注意点で述べたとおりハイクラス求人を多く紹介される可能性は低いことから、同社を使う優先順位は低め。
JACリクルートメントと併用し、求人を比較していくのがおすすめです。
女性の転職には定評があるので、鉄道会社で働く女性にとっての選択肢にはなるでしょう。
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リクナビNEXT

リクナビNEXTは人材大手リクルートが運営する転職・求人サイト。
既に紹介済のリクルートエージェント=転職エージェントに対して、こちらは転職サイトとなるため、求人への応募から面接日程調整、退職の手続きに至るまで自身で対応することとなります。
自分自身のペースで転職活動をしたいあなたにとっておすすめの、大手転職サイトです。
筆者が転職活動を始めた時のように、「期限を決めず、どのような求人があるかなー」といった転職活動のスタートであれば、リクナビNEXTがおすすめの転職サイト。
本気の転職活動を計画している方は、転職サイトではなくリクルートエージェントのような転職エージェントに頼りましょう。
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JR・私鉄からのおすすめ転職サイトまとめ

今回は筆者自身も経験した、鉄道会社からの転職に関する注意点とおすすめできる転職サイト・エージェントについて紹介しました。
今回紹介した転職サイト・転職エージェントは以下6つです。
・doda
・リクルートエージェント
・JACリクルートメント
・マイナビエージェント
・パソナキャリア
・リクナビNEXT
転職市場は活気を取り戻している一方、鉄道会社の経営状況は未だ光が見えてきません。
もし鉄道会社で過ごす将来に不安を覚えたのであれば、今回紹介した転職エージェントに登録することをおすすめします。

転職にリスクはありますが、転職活動にはリスクはありませんからね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
