
鉄道会社の総合職ってきついの?

私は向いているのかなぁ?
この記事の内容に当てはまるあなたは鉄道会社の総合職に向いていない!
今回は鉄道が向いていない人、働いたらキツイだろうなぁという性格・資質をランキング紹介します。
ぜひ【ブラック企業】鉄道会社で働く前に知るべきブラックな内情9選 と合わせてぜひどうぞ。
・JR本州3社のどこかで総合職事務系 (やりたい仕事消滅、パワハラ・労働環境劣悪)
・転職してBtoCメーカー海外営業、海外駐在 (希望叶うも残業多)
・転職してBtoBメーカーにキャリアアップ、労働環境改善
このブログでは筆者が働いた鉄道会社・BtoB/BtoCメーカーの海外部署を中心に仕事に関する記事、転職に関する記事を書いています。
参考になれば幸いです。
鉄道会社総合職きついと感じる人、向いてない人

早速ランキング始めてみます。
・5位 鉄道総合職=まったり高給ホワイトを信じている人
・4位 現場で働く社員を下に見ている人
・3位 高い知識レベルを駆使して出世したい人
・2位 派手なことが好き、地道な努力が苦手な人
・1位 とにかく電車オタク。運転士・車掌に憧れている人
周囲で辞めていった社員の性格を踏まえた主観も含めてこんなところかと。
適職診断・自己分析を行って、鉄道会社が向いているかどうかぜひ調べていってください。

5位 鉄道総合職=まったり高給ホワイトを信じている人

Openworkや転職会議によって社員の声が就活生や転職希望者に伝わるようにはなりましたが、未だに鉄道業界イコール(まったり)高級ホワイトという声を聞くことがあります。
現場社員(異常時除く)はまったり。
でもオフィス業務にはまったり・高給・ホワイトのどれも当てはまらないんですよね。
総合職の若手は上司・関係者への丁稚奉公が欠かせず、36協定をにらみながら残業。
その上給料も20代後半で500-600万円程度と他の多くの一部上場企業に劣ります。
(コロナ前でそれなので、ボーナスが半分以下になった現在もうちょっと低いかも)
働き方改革導入以前の話、部署によっては20-30代の若手は22時退社がデフォという時代もありました。
管理職が見えてくる30代後半から年収1千万円は見えてきますが、もっと楽して高給ホワイトにたどり着く方法はあるはず。
インフラ企業=まったり高給ホワイトというイメージは今も昔も変わりませんが、それを狙って鉄道業界を目指すのであれば、想像とは違う働き方に苦しむ可能性は高いです。
4位 現場で働く社員を下に見ている人

意外といます。総合職で現場社員を見下す態度や言動をとる方。
入社後数年の研修を除けば、現場で働くことはないんだよね、ツラいのは最初の数年だけだよねと思っている方もいるかもしれません。
鉄道会社の組織規模は外から見える以上に巨大、オフィス業務になっても現場と協力する機会だらけです。
鉄道会社たるもの、売上規模で鉄道業が1番ではなくても、経営の基盤は鉄道事業。
朝礼、点呼、有事の現場応援だけでなく、多くの間接業務で現場の安全をサポートします。
どんな経歴を持っていようが、部下を持つ年齢でいきなり駅や乗務員区へ再異動になったりするので、開発系・新事業系の採用でない限り、いつ現場で働いても大丈夫という覚悟を持っておきましょう。
3位 高い知識レベルを駆使して出世したい人

人事、開発、経営企画などエリートコースで頭を使って出世していくのが鉄道会社の王道。
とおもいきや、総合職の社員だけで知恵を活かす仕事はほぼありません。
どの部署でも現場・グループ会社の社員とのかかわりは避けられません。
あらゆる場面で総合職としての役割を求められますが、頭を使うというよりは、動物園のような多様性を巻き込み、まとめ上げていくコミュニケーション能力が重要。
高いレベルにだけ囲まれて仕事をしたいというのであれば、鉄道会社やメーカーなど現場や工場を持つ仕事は避けましょう。
さまざまなバックグラウンドを持った社員を巻き込んでいく力は若手の頃から鍛えられるので、わたし個人としては経験しておいて良かったなと感じます。
2位 派手なことが好き、地道な努力が苦手な人

やりたいことを思い描き、面接で表現することは大事ですが、それができないからと不貞腐れてはいけません。
例えば、「沿線開発や観光キャンペーン」「駅ビル・不動産」「新駅や新型列車開発」は就活生からも良く挙がる華やかな仕事ですよね。
さらに、採用ホームページで紹介される社員も華やかな経歴。
一方で、ひとりひとりが社内でやっている仕事は相当地味です。
どの会社でもそうですが、実際は内部資料の「てにおは」を詰められたり、役員のスピーチを何度となく修正しています。
野望や目標を持つことは大事ですが、地道な努力や経験なしに目標達成は難しいことをあらかじめ理解してください。
1位 とにかく電車オタク。運転士・車掌に憧れている人

あえて書かなくてもいいかなとも思いましたが、総合職の場合、いきすぎた鉄道オタクは面接ではじかれるようです。
働き始めて、興味のない職種にハマってすぐに退職されたら困りますからね。
なにより、電車好きが総合職として会社の利益アップに貢献できるわけではありません。
もし電車好きで、休日も運転士や車掌の仕事をジーっと見ている人は、素直に鉄道職として入社するのがおすすめ!

最近は高学歴大卒でも普通に現業採用いますよ。
【なりたい職業ランキング2022】電車の運転士と会社員両方できます でも現業採用をめちゃめちゃ推しています。
鉄道会社総合職に向いているかどうかどう調べる?

総じて真面目で責任感が強く、使命感がある人が鉄道会社の総合職を目指すので、わたしは大丈夫、と思う方もいるかもしれません。
あなた自身がどんな仕事に向いているか知りたい場合、自己診断・適職診断がおすすめです。
自己分析を進める中で、今回のランキングに該当するような性格だと気づくことができれば、入社後のミスマッチを無くすことができます。
ツールは全て無料。
登録不要で診断できるツールもたくさんありますので、参考にしてみてください。
<< 就職・転職用自己診断 おすすめツールランキング【やってみたまとめ】 を読む
鉄道会社総合職向いていない人まとめ

今回は「鉄道会社総合職きついと感じる人、向いてない人」をランキング形式で紹介しました。
・5位 鉄道総合職=まったり高給ホワイトを信じている人
・4位 現場で働く社員を下に見ている人
・3位 高い知識レベルを駆使して出世したい人
・2位 派手なことが好き、地道な努力が苦手な人
・1位 とにかく電車オタク。運転士・車掌に憧れている人
鉄道会社の総合職はコロナ禍の現在においても世間体良く、外から見た印象は良いです。
入ってみて、思っていたのと全然違った!ということが無いように、あなた自身の向き不向きを知っておくだけで、入社後の後悔を減らすことが可能です。
当ブログでは、鉄道会社のブラックな面とホワイトな面それぞれ紹介しています。
ぜひ、合わせてごらんください。