【関西私鉄ほか】平均年収、従業員数、平均勤続年数、平均年齢まとめ

【関西私鉄ほか】平均年収、従業員数、平均勤続年数、平均年齢まとめ
悩む人

阪急や阪神、名鉄の平均年収、社員数や社員構成ってどんな感じ?

※2021年度の有価証券報告書を反映しました(2022年9月)
今回は、こんな疑問を持つあなたのために、関西大手私鉄と名鉄、西日本鉄道の過去6年データを記事にまとめました。

各社平均年収、社員数、平均年齢、平均勤続年数はこのコロナ禍でどのように変化しているのでしょうか。

元JR総合職で現場~本社オフィス業務まで経験した筆者が考察。

関西私鉄他、興味のある会社への就職・転職を目指す方にとって、参考となる情報があれば幸いです。

今回は東海・関西・九州から、残る大手私鉄7社のデータを比較しました。


・名古屋鉄道
・近畿日本鉄道
・南海電気鉄道
・京阪電気鉄道
・阪神電気鉄道
・阪急電鉄
・西日本鉄道

<< JR7社の平均年収、社員数、平均年齢、平均勤続年数まとめ【鉄道データ】 を読む

<< 【関東大手私鉄】平均年収、従業員数、平均勤続年数、平均年齢まとめ を読む

目次

関西私鉄、名鉄、西鉄 平均年収の推移

気になる東海・関西・九州大手私鉄の平均年収について、有価証券報告書から以下の結果になりました。

関西私鉄ほか 平均年収の推移
名鉄、近鉄、南海、京阪、阪神、阪急、西鉄
各社有価証券報告書参照

持株会社の京阪ホールディングスと関西随一のブランド力を誇る阪急が他を圧倒。

親会社(阪急阪神ホールディングス)ではなく、阪急電鉄としての数字でしたので、給料は実際に高めだと思います。

同じ有価証券の中に記載されている阪神とは約130万円の開き!

前回の関東私鉄の結果と比較すると、関東(700万円前後)>関西(600万円弱)と明らかに年収差がありますね。

ただコロナ影響で2020年度・2021年度の平均年収は、軒並み前年比マイナスとなっています。

マイナス幅が特に大きいのは近鉄と京阪。

特に近鉄は500万円を下回っており、広い路線を持つ会社ならではの苦労が垣間見えます。

近鉄は23年4月から平均17%の運賃値上げ予定。
(詳しくは下記ご覧ください)

関西私鉄、名鉄、西鉄 社員数の推移

関西私鉄ほか 社員数の推移
名鉄、近鉄、南海、京阪、阪神、阪急、西鉄
各社有価証券報告書参照

続いて、単独社員数をグラフにまとめています。
上で触れた通り、京阪だけは平成28年4月に持株会社「京阪ホールディングス」に移行しており、この持株会社としての社員数。
運輸業として4500名ほどの社員がいるとのこと。

社員数は営業キロの長さと概ね合致します。

日本の大手私鉄で営業キロが最も長い近鉄(501.1キロ)と、東武に続き全国3位の名鉄(444.2キロ)はそれぞれ6.8千人、5千人を超える大所帯です。

九州唯一の大手私鉄、西鉄も営業キロ100キロ程度の割には社員数多いですね。

全体的な動きは少ないですが、コロナ禍でガクッと平均年収下がった近鉄の社員数減が気になるところ。

ベテラン社員が一気に退職しているフェーズなのかもしれません。

関西私鉄、名鉄、西鉄 平均年齢・平均勤続年数の推移

関西私鉄ほか 平均年齢の推移
名鉄、近鉄、南海、京阪、阪神、阪急、西鉄
各社有価証券報告書参照

平均年齢は関東私鉄と同様か、それ以上に高い平均年齢です。

2020年度までは辛うじて39.9歳だった阪神も2021年度には40.6歳となり、全て平均年齢40代になりました。

じりじりと平均年齢が上がっている状況を見ると、1990年前前後のバブル入社社員が多そう。

この先10年前後で大量退職の時期を迎えるため、氷河期採用の少なさも相まって平均年齢の急激な若返りが予想できます

関西私鉄ほか 平均勤続年数の推移
名鉄、近鉄、南海、京阪、阪神、阪急、西鉄
各社有価証券報告書参照


平均勤続年数も平均年齢に合わせて上昇中。

特に東海地方において強い存在感を放つ2社、名鉄と近鉄が平均勤続年数23年を超えており、関東でいう東武鉄道のポジションに位置しています。

その会社の持つ路線が長い、営業キロが多いほど現場社員が多い。

高校卒業から一社で働き続ける地元社員が多いという背景なのではないかと推測します。

大都市を拠点とする大手私鉄の強みとして、JR三島のような定着率の低さは見られません。

関西私鉄ほか平均年収、従業員数、平均勤続年数、平均年齢まとめ

関西私鉄、名鉄、近鉄、南海、京阪、阪神、阪急、西鉄、平均年収、従業員数、平均勤続年数、平均年齢まとめ

今回は2016年度から2021年度の6年間にわたる東海・関西・九州大手私鉄各社平均年収、社員数、平均勤続年数、平均年齢についてまとめました。

既に記事にしたJRや関東私鉄と比較し、今回言えることは以下の3点といえそうです。

・平均年収は関東私鉄に劣る
・平均年齢は関東やJRと比較しても高い(特に東海地方2社)
・阪急が頭一つ抜けた平均年収

鉄道会社において直接的にリストラを断行することは考えにくいですが、採用を絞ったり、役職・ポストを統合したり、ということは避けられない流れになるでしょう。

鉄道が好き、地元の沿線開発に携わる仕事をしたいという方が鉄道会社で働くことは素晴らしいことですが、厳しい現状であることを認識しなければいけませんね。

待遇面やキャリアの面で鉄道会社から転職を考えているような方は以下のサイトもおすすめ。

JRを転職して海外駐在まで実現した筆者が利用したおすすめ転職サイト・エージェントを解説しています。

<< JR・私鉄勤務でも転職できる!おすすめ転職サイト6選【鉄道会社】 を読む

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

※今回紹介した大手私鉄各社の情報については有価証券報告書を参照しています。
その他、個別の特記事項があった場合、文章中に記載しています。公表されているデータに基づき精査をしていますが、重大な判断を行う際は責任を負いかねますので、ご自身で有価証券報告書・国土交通省HPを参照下さい。

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