【2022年最新】JR・私鉄鉄道各社の運賃改定とおトクな購入方法

2022年最新 JR 私鉄 運賃改定 お得なきっぷ

食品に日用品、あらゆるモノの値上がりが始まる2022年。
鉄道会社においても2022年以降、各社の運賃改定が話題となっています。

全国各社の運賃改定動向をまとめ、なるべくお得に移動できる方法を距離別に考えてみました。

以下が今回の記事内容です。

・現在公表中の、2022年以降 鉄道会社各社の運賃・料金改定
・鉄道会社各社が運賃改定に至る背景
・運賃、料金値上げが行われる中、お得にきっぷを購入する方法

※本記事は2021年末に初回作成、2022年9月25日時点の情報まで更新した内容です。
 誤りやお気づきの点があればお知らせください。

目次

鉄道会社の運賃・料金改定情報

2022 鉄道会社 運賃改定 料金改定 

現在(2022年9月25日現在)までに公表されている鉄道会社の運賃・料金改定、見込みは以下の通りです。

JR各社の運賃改定

※会社名をクリックするとプレスリリースまたは詳細ページにジャンプします。

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会社名運賃改定内容改定時期改訂理由
JR北海道①指定席特急料金最繁忙期の設定(利用時期に応じた4段階の料金設定)
②2022年4月1日乗車分以降「快速エアポート」「くしろ湿原ノロッコ号」「富良野・美瑛ノロッコ号」の座席指定券値上げ(530円から840円)
2022年春①ピークシーズン混雑の分散化
②経営環境の変化
JR東日本①新幹線・特急列車グリーン料金、グランクラス料金見直し(値上げ)
②指定席特急料金最繁忙期の設定
③首都圏新幹線含む「電車特定区間のみ利用する運賃」10円値上げ
 ①②2022年春③2023年3月頃~①成長・イノベーション戦略再構築
②経営体質の抜本的強化
③駅バリアフリー化に向けた費用確保
JR西日本①新幹線グリーン料金、グランクラス料金見直し(値上げ)
②関西5府県「特定区間運賃」10-40円値上げ
③新幹線のぞみ・みずほ指定席特急料金110~420円(値上げ)
①2022年春、②③2023年4月①②③お客さまのご利用状況及び経営環境の変化
JR四国四国内全線対象に平均12.82%値上げ申請
定期が25.55%、定期外が12.51%。特急料金なども5.13%
初乗り運賃 170円から190円に
2023年春経営体質の強化
JR九州在来線特急料金の値上げ(値上げ幅は平均40%)。値上げ率最も高い25キロまでの距離の場合、現行料金310円に対し、新料金500円で値上げ幅61%。2022年4月1日新型コロナ拡大による経営状況の悪化

唯一具体的な値上げ額や時期を公表していないJR東海も会見で新幹線特急券料金値上げやバリアフリーなど整備計画に伴う値上げの検討を明らかにしています。

私鉄各社の運賃改定

※会社名をクリックするとプレスリリースまたは詳細ページにジャンプします。

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会社名運賃改定内容改定時期改訂理由
東急改定率は10数%とし、実質的な増収率は10%未満を想定 初乗り運賃は10円程度値上げ(きっぷの運賃:130円⇒140円)2023年3月2022年4⽉8日認可 “出展:国土交通省”)大手民鉄16社でトップレベルの高水準な安全設備を維持。テレワーク定着による定期券利用大幅減少、コロナ前の水準に戻らないとした運賃収入の確保
小田急電鉄小児運賃低廉化(小児ICカードで小田急線利用時、1乗車につき50円。
最も高い小田原・新宿間445円に対して、395円の値下げ)
2022年3月12日子育て需要の需要喚起、子育てしやすい沿線を目指した取り組みの一環
東京メトロ全路線普通運賃10円値上げ2023年3月頃鉄道駅バリアフリー料金制度を活用した料金設定ならびにバリアフリー等の整備計画
西武鉄道全路線普通運賃10円値上げ2023年3月頃鉄道駅バリアフリー料金制度を活用した料金設定ならびにバリアフリー等の整備計画
遠州電鉄初乗り運賃20円値上げ(120円から140円)、それ以降の区間8.1キロ以内の区間で10円値上げ2022年2月1日バリアフリー化や車両老朽化の更新、新型コロナによる利用者減少
北総鉄道・京成電鉄(京成電鉄は成田空港線のみ)現行運賃を平均15.4%値下げ。定期外では中距離(12~14キロ)に最大100円(ICカード利用時は105円)引き下げ。初乗り普通運賃は20円値下げとなる190円2022年10月1日1972年5月の北総開発鉄道設立以来の累積損失解消見込み(2022年度)。
ポストコロナにおける沿線自治体のまちづくり施策・利用者の声を反映
あいの風とやま鉄道値上げ(普通運賃と通勤定期約6%、通学定期約2%)2023年春鉄道設備老朽化に伴う維持費の増加、新型コロナ・沿線人口減少による利用者減少
近鉄値上げ(平均改定率17%、通勤定期18.3%、通学定期9.2%)
初乗り運賃160円から180円に値上げ
2023年4月1日鉄道設備老朽化、バリアフリー整備・防災整備に伴う維持費の増加
新型コロナ・沿線人口減少による利用者減少
箱根登山鉄道値上げ (平均改定率10.9%、通勤・通学定期9.0%、定期外運賃11.1%)
初乗り運賃140円から160円に値上げ
2022年10月1日輸送人員の減少
設備維持管理コスト上昇
伊豆箱根鉄道値上げ (平均改定率14.5%、定期20.4%・定期外10.3%)
初乗り運賃140円から160円に値上げ
2023年4月1日:駿豆線鉄道設備老朽化、バリアフリー整備・防災整備に伴う維持費の増加
新型コロナ・沿線人口減少による利用者減少
西鉄値上げ (1乗車当たり10円加算)2023年3月27日「鉄道駅バリアフリー料金制度」によるバリアフリー設備の整備推進
広島電鉄値上げ (定期外15.8%~、定期15.7%~)
普通運賃30円値上げ
2022年11月1日収支改善による経営基盤の強化と
バリアフリー化の推進

過去の運賃・料金改定実績は国土交通省のHPから確認可能です。

これ以外にも、伊予鉄道西鉄は2021年に運賃改定(値上げ)を実施

京浜急行電鉄も詳細未定ながら、2023年中からの値上げを表明。

そのほか、京都市営地下鉄、南海電鉄、名古屋鉄道は時期未定ながらも運賃改定(値上げ)の検討を表明しており、多くの鉄道会社が今後値上げに向かう方針は疑いようも無さそうです。

鉄道業界の年収事情もコロナ禍の2年で相当厳しくなっています。
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おトクにきっぷを購入する方法

2022 運賃改定 お得 切符 買う方法

こんな時だからこそ、少しでも安くきっぷを買う方法を考える必要がありますよね
鉄道会社で働いていた経験から下記の順で調べていくことをお勧めします。

1. 近距離の場合(数キロ~数十キロ)

・最寄り駅の金券ショップ
・回数券購入
・紙きっぷではなく、SUICA等ICカードで支払う

近距離の場合はあまり選択肢がありません。
あっても10円20円の違いですので、金券ショップがあればラッキーくらいの気持ちで大丈夫です。

通院や通勤で同じ区間を月に10回程度以上往復する必要のある方は、通勤定期券の価格も調べましょう。

2. 中距離の場合 (数十キロ~百キロ超)

・出発地と目的地の区間をカバーする1dayきっぷの確認
・最寄りの金券ショップ
分割乗車券で運賃が安くなるかチェック

路線内一部区間のフリーパスや、他の観光施設の入場券割引とセットになったお得な切符を各社販売しているのがこの区間です。

普段パンフレットや窓口周りを見ることなく改札口に直行する方は、パンフレットを確認してみると意外に安くきっぷが買えることもあるのでおすすめです。

区間が長い日帰り旅の場合、普通にきっぷを買う金額の半分くらいで往復できたりもします。

JRを利用の場合は「乗車券分割プログラム」を活用し、正規運賃に対して、運賃を分割することでどの程度安く購入できるかを調べましょう。

「静岡」⇒「東京(山手線区内)」キロ数 180.2キロ運賃3,410円
「静岡」⇒「戸塚」

「戸塚」⇒「東京」
キロ数 139.3キロ

キロ数40.9キロ
運賃2310円

運賃730円

合計3,040円 (正規運賃との差額370円)

このように静岡から東京のきっぷを買う場合、戸塚までのきっぷを購入し、東京で乗越精算をすることで合計3,040円の支払いですむという計算になります。

※片道の営業キロが100キロ以内の乗車券で乗り始めた場合、区間変更扱いとして正規運賃との差額を支払うこととなるため、対応不可。
静岡⇒戸塚の場合は100キロを超えているため、打ち切り計算として戸塚⇒東京分を支払うことで済む。

詳しくは旅客営業規則第7章 乗車変更等の取扱いを参照下さい。

3. 長距離の場合 (数百キロ~)

・旅行の場合、最寄り駅からのフリーきっぷ・周遊きっぷ
・新幹線移動の場合、エクスプレス予約・エクスプレス早得
・往復乗車券 (片道00キロを超える場合)の購入
・旅行会社の企画乗車券付きツアーパック

長距離になると私鉄ではなく、JRが主な鉄道交通機関になります。
移動方法や目的地によってさまざまな方法で割引を受けられますが、きっぷの使い勝手を考えて整理しました。

まずはフリーきっぷ周遊きっぷ
往復分の金額以下で、目的地周辺の鉄道や観光施設利用までカバーできる企画乗車券が多く存在しています。
「発着地 + フリーきっぷ」の検索がおすすめ

次に新幹線を良く利用される方にとっては、金券ショップよりもエクスプレス予約
距離にもよりますが、1往復指定席を予約すれば、元が取れる年会費に対して、常に自由席料金かつスムーズなタッチ乗車ができます。

慣れたら元には戻れません。

特に、2022年7月13日JR西日本が公表した新幹線(みずほ・のぞみ)指定席特急料金の見直しについて、エクスプレス予約の場合は据え置きとの情報あり、今後需要は高まっていくでしょう。
※新幹線回数券は2022年3月末で販売終了となりました。

さらに片道600キロを超える移動をされる方は必ず往復乗車券を購入しましょう。

「神戸市内」⇒「東京都区内」キロ数 589.5キロ運賃18,920円 (往復)、特急券は別
「西明石」⇒「東京都区内」キロ数 612.3キロ運賃17,620円(往復)、特急券は別
(1,300円も安くなる)

知っている人は多いと思いますが、運賃計算キロが500キロ台後半となる場合、必ず少し遠くの駅までのきっぷを買って往復割引で安くなるかをチェックすると良いです。

上の例は東京・神戸の移動ですが、新神戸⇔西明石の運賃は放棄することができるため、乗車券だけ西明石を購入しておくと1300円も安く購入できます

東京・新大阪の場合も、西明石まで購入した方がわずかに安くなります。

その他、このような長距離移動の場合、日本旅行のJR+宿泊券商品HISのパッケージツアーなど、旅行会社のツアーパックで新幹線も利用できたりします。

あらかじめ決めた乗車時間の変更ができないことが多いため、発着の電車時間が決まっているというお客様におすすめ

融通利かない旅行がイヤな場合、通常通りきっぷを購入する方がよいです。

JR・私鉄鉄道各社の運賃改定とおトクな購入方法 まとめ

2022年運賃改定とJR・私鉄鉄道各社
おトクな購入方法 まとめ


今回は2022年以降JR・私鉄各社で運賃・料金の値上げが相次いで行われる点について紹介しました。

さらにこのような値上げの嵐の中、少しでも安く、おトクにきっぷを買う方法を紹介しました。

今回紹介した会社以外にも、今後新型コロナ影響による旅客数減少設備修繕や更新により多くの会社が値上げしていく方向であることはほぼ確実。

乗車する側の私たちとしては、少しでも安く電車に乗れる方法を把握し、きたる値上げ時代に備えておきましょう。

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