最高のEDCリュック探しの旅を終わりにする、こんなテーマでAble Carry Max EDCを取り上げてみることしました。
もはや僕らの生活に欠かせない、相棒とも呼べるEDC(Everyday Carry)バックパック。どうせ毎日使うなら、デザインも、使い勝手も、背負い心地も、すべてに満足できる「これだ!」っていう一つに出会いたいですよね。
そして、25Lクラスのちょっと大きめEDCリュックを探しているガジェット好きがたどり着くのが、このあたりじゃないでしょうか。
- Able Carry Max EDC (26L):背負った瞬間に「え、軽っ」って声が出る、”移動”がとにかく快適になるリュック。
- Aer City Pack Pro 2 (24L):ガジェット好きの心を鷲掴みにする、佇まいの良いリュック。
容量はたった2L差。でも、この2つ、似ているようで思想が結構違うんです。
この記事では、僕自身が両モデルを徹底的に使い込んだ「実機レビュー」に加え、ネット上で見られるリアルな「良い評判・気になる評判」もまとめて分析。あなたにとって最高の選択をするためのお手伝いをします。
- Max EDCとCity Pack Pro 2の「思想」の根本的な違い
- 収納、背負い心地、素材感などユーザー目線での正直な比較
- ネット上の「リアルな評判・口コミ」のまとめ
- 通勤、出張、カフェワークなど各シーンでどっちが使いやすいか?
- 最終的に「あなたの相棒」はどっちかすっきりわかる
この記事を読み終える頃には、あなたのリュック探しの旅も、きっと終わりを迎えているはずです。さあ、いきましょう!
【結論】最終的な意見と、評判から見るおすすめな人

忙しいあなたのために、まずは結論から。どっちのリュックが合うかは、あなたがリュックに「何を一番求めるか」でハッキリ分かれます。
Able Carry Max EDC (26L) はこんな人におすすめ
- PCや機材で荷物が重くなりがちな人
- 徒歩や自転車での移動が多く、とにかく肩の負担を減らしたい人
- 上着やカメラなど、ガサッと大きな荷物を入れたい人
- なるべく人と違うリュックを探している人
ABle Carry Max EDCはこのようなスペックです。
項目 | Able Carry Max EDC |
---|---|
サイズ | 長さ50cm x 幅30cm x 奥行19cm |
形状 | そこに向かうほど幅広・厚みあり丸みあり |
容量 | 26L |
重量 | Ripstop1470g/ X-Pac1550g |
ハンドル(持ち手) | トップ×1、サイドx1 |
ラゲッジパススルー | あり |
PCスリーブ | 最大17inch |
価格(税込) | Ripstop44,000円/ X-Pac47,300円 |

Aer City Pack Pro 2 (24L) はこんな人におすすめ
- ガジェットや小物を完璧に整理整頓したい人
- カフェや職場でリュックが倒れるのが地味にストレスな人
- 水筒と折り畳み傘を両方スマートに持ち歩きたい人
- 見るからにタフで都会的なデザインが好きな人
項目 | Aer City Pack Pro 2 |
---|---|
サイズ | 長さ46cm x 幅31.5cm x 奥行18cm |
形状 | 比較的長方形に近い |
容量 | 24L |
重量 | バリスティックナイロン1300g/ X-Pac1230g |
ハンドル(持ち手) | トップ×1,サイドx2 |
ラゲッジパススルー | あり |
PCスリーブ | 最大16inch |
価格(税込) | バリスティックナイロン39,600円/ X-Pac 45,100円 |
【評判まとめ】実際のユーザーの声はどう?良い口コミ・気になる口コミ

これらのユーザーは、この2つのリュックをどう評価しているんでしょうか?SNSや各種レビューサイト、個人ブログや海外ソーシャルメディアのRedditで見られるリアルな「評判」をまとめてみました。
Able Carry Max EDC の評判
良い評判・口コミで多かった声
- 「背負い心地は本当に神。16インチMacBook Proを入れても重さを感じにくいのは凄い」(Reddit他)
- 「X-Pacの見た目がミニマルでとにかく格好いい。所有欲が満たされる」(Instagram他)
- 「メイン収納が広くて、思った以上に荷物が入る。1泊出張は余裕」
- 「背面の隠しポケットが便利すぎる。財布はもうここ以外考えられない」(個人ブログ・Reddit)
気になる評判・口コミで多かった声
- 「ボトルホルダーが内側なので、結露が気になるし、メイン収納を圧迫する」(Reddit、Youtube)
- 「価格がやっぱり高い。買うのに勇気がいる」(価格比較サイト)
- 「Aerほどオーガナイザーが細かくないので、小物はバッグインバッグが必須かも」(Youtube)
Able Carry Max EDCは『移動中の快適さ』を科学する相棒
Max EDCを一言でいうと「移動を科学するリュック」です。このリュックの最大のウリは、なんといっても背負い心地。ブランド独自の「A-Frame」っていう構造が、荷物の重さをうまいこと分散してくれて、本当に肩が楽なんですよね。重い荷物を入れた日ほど「あ、今日Max EDCでよかった・・!」って心から思います。
収納は、整理ポケットもちゃんとあるけど、どっちかというと「ユーザーが自由に使える余白」を大事にしている感じ。最高のコンディションで目的地に着くための、縁の下の力持ち。それがMax EDC。

Aer City Pack Pro 2 の評判
良い評判・口コミで多かった声
- 「床に置いた時の安定感が最高。自立しないリュックにはもう戻れない」(ほぼ全てのレビュー)
- 「ガジェット好きの心を分かりすぎてる。全ポケットに役割があって気持ちいい」(ガジェット系Youtube・テック系ブログ)
- 「両サイドのボトルホルダーが優秀。使わない時はフラットになるのが良い」(旧モデル比較ブログ・Reddit)
気になる評判・口コミで多かった声
- 「空の状態でも結構重い。荷物を入れるとズッシリくる」(Reddit・個人ブログ)
- 「メインに荷物を詰めると、フロントポケットが圧迫されて使いにくい」(Carryology、Youtube)
- 「デザインが少し四角くてゴツいと感じる時がある」(デザインレビュー・個人ブログ)
Aer City Pack Pro 2は『静止時の佇まい』をデザインする相棒
一方のCity Pack Pro 2は「整理整頓を極めたリュック」。このリュックの真価は、カフェやオフィスで床に置いた瞬間にわかります。中身が少なくてもシャキッと自立する姿は、もはや芸術的。そしてジッパーを開ければ、全ての持ち物が「ここが君の定位置だよ」と言わんばかりに完璧に収まってる。この快感はAerならではです。
ガジェットポーチが要らなくなるほどのフロントポケットは圧巻。言い過ぎかもしれませんが、ガサツな筆者にとってはまるで整理整頓が上手い秘書を雇ったかのような安心感。それがCity Pack Pro 2です。
どうでしょうか。やっぱり、それぞれ強みと弱みがハッキリしていますよね。これらの「評判」を踏まえながら、僕自身のレビューを見ていきましょう。
【徹底比較レビュー】4つのポイントで本音で語ります

ここからは、僕が実際に使って感じたことを、具体的なポイントに分けて正直にレビューしていきます。
ポイント① 収納力:『自由度のMax EDC』 vs 『整理力のCity Pack Pro 2』
26Lと24L。このわずか2Lの差が、使い勝手にどう影響するんでしょうか。
メイン収納は、Max EDCの微勝ちです。両方とも内寸幅30cm程度ですが、Max EDCの場合、特に底面にかけては厚みがあるため、サイズの異なるものを詰め込むことが可能。冬場の上着や、ミラーレス一眼を入れたカメラポーチなんかもガサッと放り込める安心感があります。1泊出張の着替えも余裕ですね。底部は高さ15cmほど、上部は10-12cmほどの厚みを取れます。フロントポケットは縦に切り込みが入っている形で、中には靴を入れたり、着替えを入れたりと自由度の高い仕様。
対してCity Pack Pro 2のメイン収納の形はどちらかと言えば綺麗な長方形。リュックを寝かせた状態で幅30cm・高さ12cmくらいのものが詰め込めます。必要十分だけど少しコンパクト。その分、フロントポケットの整理力がとんでもない。ケーブル、充電器、マウス、カード。本当に全てのガジェットに個室が与えられます。「あれどこだっけ?」がなくなるのは、めちゃくちゃ快適です。

以下にWebでは確認しきれない細かな点をまとめてみました。どちらも異なる長所があり、悩ましいですね!
Aer City Pack Pro2 | Able Carry Max EDC | |
---|---|---|
表面ポケット | 上下x1 | 縦向きx1 |
(上に内ポケットx3) | (内ポケットx1) | |
ボトルホルダーx2 | ボトルホルダーx1 | |
トップポケットx1 | サイドポケットx1 | |
背面隠しポケット | ||
ハンドル | 横x2 (やや上部) | 横x1 |
縦x1 | 縦x1 | |
ラゲッジパススルー | 縦方向 | 横方向 |
PCスリーブ | ふかふか | かっちり |
縦収納x2 | 底浅スリットポケット | |
(内ポケットx2) | ||
メイン収納 | 内ポケットx2 | 内ポケットx2 |
タブレットポケット | タブレットポケット | |
ジッパー開口広い | 内部ボトルポケットx1 | |
ジッパー開口やや狭い | ||
バッグ形状 | 長方形ぎみ | やや楕円 |
自立 | 容易 | しにくい |
ポイント② 背負い心地:ぶっちゃけ、疲れないのはどっち?
これはもう、ハッキリ言ってMax EDCに軍配が上がります。特に13インチのMacBook AirとiPadを両方入れた家族旅行や帰省時なんかは、違いが明らか。重量の違いはむしろAble Carry Max EDCの方が重いのに、A-Frameのおかげで、肩にズシンと来る感じがなくて、スッと背中に乗ってる感じ。これは本当に感動レベルです。
じゃあCity Pack Pro 2がダメかというと、全くそんなことはなくて。こっちはガシッとした安定感が魅力。背中に面でフィットする感じで、満員電車で前に抱えた時なんかも荷物がブレなくて安心感があります。

初めて使った某社の3way(過去ブログ記事あり)のペラいショルダーハーネスと比べると、どちらも隔世の感があるほど優秀。
ポイント③ 重量と素材感:毎日のタフな相棒になれる?
意外なことに、本体の重さはMax EDC(Ripstop 1.47kg/X-pac 1.55kg)の方が、City Pack Pro 2(1680D Ballistic Nylon 1.3kg/X-pac 1.23kg)より少し重いんです。Max EDCはA-Frame構造やPCスリーブの緩衝材とかで重いのでしょうが、200-300gも違うとはちょっと驚き。背負った際の重さがAble Carryに軍配が上がるほど、重量分散効果が効いてるんだと思います。
素材感は好みで選ぶことができます。Max EDCのRipstopナイロンは軽量ですが、安っぽさなし。X-Pacは、オリーブ色のEarth Greenを除きVX-21と軽量性を確保しています。City Pack Pro 2のX-pacはVX42なのでパリっとしていますし、1680Dバリスティックナイロンは、もう「鎧か?」ってくらいタフな安心感。どっちもガシガシ使える良い素材。

たくさんリュックを手に取ってきたからこそわかる、このどれもが優秀かつ高級感ある見た目を担保しています。
ポイント④ 細かいけど超重要!な便利機能
最後に、使ってみて「おっ!」と思った細かい機能について。
Max EDCで気に入ったのは、背面の隠しポケット。財布とかパスポートを入れるのに最高です。あと、デザインを邪魔しない隠しボトルホルダーもスマートで好きですね。(ただし、メイン収納は少し圧迫されます)
City Pack Pro 2は、やっぱり両サイドのボトルホルダーが便利すぎます。右に水筒、左に折り畳み傘っていう黄金の組み合わせができるのは強い。Able Carry Max EDCでも同じように置けますが、外付けではないのと、貴重なサイドポケットを無駄にしてしまうため、外付けできるCity Pack Pro 2が便利かもしれません。

AerとAble Carry、リアルな使用シーンで比べてみた

じゃあ、実際のところ、どんなシーンでどっちが輝くのか。筆者の実体験や好みで分かれる部分も多いですが、参考になれば幸いです。
シーン①:ガジェット満載の通勤電車

これはもう、City Pack Pro 2の勝ちと言ってしまいます。収納場所を固定しておけば自然と忘れ物も減るし、何より床や足上に置いた時のバランスが最高。比較的厚みも少なく、前抱えで圧縮して厚み調整もしやすい点も移動時には便利です。
シーン②:サクッと1泊の出張

こっちはMax EDCの勝ち。広いメイン収納もしくは表面の縦ポケットに着替えをポンと入れられるし、駅の階段や長い乗り換え通路を歩く時の体の楽さが全然違います。出張の疲労感を少しでも減らしたいなら、間違いなくこっち。
シーン③:カフェでノマドワーク

これはどちらも優劣つけずらい。僅差で自立しやすいAer City Pack Pro 2かもしれませんが、筆者を含めガジェット好きが愛用するバッグハンガーClippa2があるので問題なし。さらに言えば、Aフレーム構造を作り上げる補強部分にこのバッグハンガーを取り付けて使いやすいので、筆者の場合はAble Carry Max EDCが好きだったりします。
シーン④:ジムと仕事で併用

筆者的にはAble Carry Max EDCの勝ち。メイン収納と表面収納で着終わった洋服と、これから切る着替えうをセパレートできますし、表面収納には頑張れば靴もおさまります。Aer Fit PackやDuffle Packのようなデュアルな使い方がしやすいAble Carryが推しポイント。

City Pack Pro2とMax EDC写真で比較
筆者私物のAer City Pack Pro2 (X-Pac)とAble Carry Max EDC (Ripstop)で、参考までにそれぞれの向きから撮った写真から比較してみましょう。
まずは底面から。Max EDCのA-Frame構造がわかりますね。またMax EDCの方が厚みがあることもわかります。

サイドからの見た目。City Pack Pro2では両サイドとも外付けドリンクホルダーとハンドルで構成されています。初代City Pack Proはハンドルがない代わりに小さなサイドポケットがあり便利でした。
Able Carryではサイドポケットとサイドハンドルがついています。

背面の様子。ショルダーハーネスの幅はどちらも広く、クッション性抜群です。背中と接する部分いもクッション性のある生地が使われています。
スーツケース(キャリーケース)に固定する場合、City Pack Pro2は縦方向のまま、Max EDCは横向きで配置することになります。

何も入っていないそれぞれのバッグを置いたときの様子。
City Pack Pro2は自立しますが、Max EDCは自立が難しいです。PCスリーブにある緩衝材が底面まで伸びていることで、前後のバランスを保つことができず倒れてしまうことが多いです。荷物が多い場合、バランスとれた位置に配置すれば自立します。

X-Pac版のVX42など硬めの素材を使ったモデルは自立しやすいとのレビューもありますが、真偽確認できていません。

メイン収納部を開けた様子。ファスナーが底面深くまで伸びているCity Pack Pro2の方が開きが良いように見えます。メイン収納のサイズはほとんど同じですが、底面の厚みがある分、Max EDCの方が収納量は多い気もします。

収納観点で大きく思想が異なるのが、表面の収納部。Max EDCは靴すら入るほどの収納スペースを有している一方で、City Pack Pro2はマチ無しの上下ポケット。内ポケットもついており、ガジェットや小物類を入れるのに適しています。City Pack2やFlight Pack3、Day Pack3など他のモデルはこの収納が下まで開くのでより壮観なんですよね。

【まとめ】あなたの毎日に寄り添うのは、どっちの相棒?

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。もう、あなたの中で答えは出ているかもしれませんね。
この2つのリュックに優劣をつけるのは難しいです。選ぶポイントは、あなたのライフスタイルとの「相性」です。
荷物が重くても、移動の快適性は絶対に譲れない。出張や外出が多く、身体的なパフォーマンスを常に高く保ちたい。そんな「動く」あなたのための最高のパートナーです。
持ち物は常に完璧に整理されていないと気持ちが悪い。定位置を決めて、思考のノイズを限りなくゼロにしたい。そんな「整える」あなたのための最高のパートナーです。

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