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Stock・Inventory意味の違い・使い分け解説!【在庫の解釈】

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stock, inventory 意味の違い
この記事で分かること
悩む人

InventoryとStockはどちらも在庫として理解しているけど、何が違う?

今回は業務の中でよく使う「在庫」から「Stock」「Inventory」それぞれの意味と違い、使い分けについて解説します。

目次

StockとInventoryそれぞれの意味

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け

そもそも仕事をしていると、StockとInventoryを同じ意味で使っている人が多いから、結果「在庫」と認識している方も多いのではないでしょうか。

まずそれぞれの意味を調べてみました。

Stockの意味

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け

stock 【名】 在庫、在庫品、ストック、〔将来に備えた〕蓄え、備蓄、貯蔵、ストック

参照:英辞郎 on the web

より具体的にいえば、「企業が顧客に販売する完成品、つまりProduct(最終製品)」を意味します。

あくまで販売可能な商品を指すため、企業にとっての資産となるような設備、機械などは含みません。

筆者

株という意味のstockを除き不可算名詞なのでstocksとはならないよ

Inventoryの意味

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け

inventory 【名】 〔ある場所にある〕全ての物のリスト[一覧表]、米〉〔店内の〕全商品、〈米〉《会計》棚卸資産

参照:英辞郎 on the web

Inventoryの意味は在庫というよりは「資産」「棚卸資産」の側面が強いです。

完成品だけでなく、原材料、仕掛品やそれらを生産するために必要な供給品も含む、より広い用語となります。

Inventoryの意味は幅広いため以下4つに大別可能。

原材料:Raw materials
仕掛品:Work in Progress
MRO(整備、修理、運営)用品: MRO (maintenance, repair, and operations) supplies
完成品:Finished goods

StockとInventory意味の違い

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け

StockとInventoryの違いは小さく見えて重要です。

Stock・Inventoryそれぞれの意味を説明したとおり、stockは顧客に売る製品や部品を指すのに対して、inventoryは販売する完成品から素材・資産まで広い意味を持ちます。

筆者

All stock is inventory, but not all inventory is stock.
(全てのStockはinventoryだけど、全てのinventoryga

stockとは限らない!)

在庫管理の視点からの違い

在庫は一般的にStockと英訳されることが多いですが、在庫管理業務ではinventoryの使用が一般的。

製造業の工場や倉庫ではinventoryを使うことが多く、店舗やECサイト、また営業側の顧客間の会話ではstockが多様されます。

在庫管理と言えば普通は「Inventory management」と訳されますし、PSI (Purchase, Sales, Inventory) managementでもinventoryですね。

会計の視点からの違い

inventoryは財務諸表に計上される在庫、stockは財務諸表では用いられません。

inventoryは資産の部に計上される在庫(棚卸資産)です。

一方、stockは一定時点の貯蔵されている量(財政状況)を意味することから、損益計算書(PL)のフローに対して、貸借対照表(BS)をストックと呼ぶことがあります。

用語のニュアンスの違い

  • inventoryはより広い範囲の意味を表す
  • stockはより具体的な意味を表す

例えばメーカーの海外担当者が、海外販社に「Inventory」を使うと、在庫全体に関する情報を指す一方で、「Stock」を使うと特定の品目や場所の在庫に関する情報を指すと考えられます。

ここが正しく使えている人と混同した使い方をしている人がいるので注意です。

StockとInventoryの使い分け

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け

StockとInventoryをシーンごとに使い分けるとこんな感じです。

ビジネス分野での使い分け

製造業の視点から見ると「Inventory」は「原材料・仕掛品・半製品を含む在庫」、「Stock」は「完成品としての在庫」と説明しました。

したがって、製造過程の中で、原材料や半製品の在庫を管理する際には「Inventory」を、完成した製品の在庫を管理する際には「Stock」が使われます。

一般的な日常会話での使い分け

日常会話では、これらの単語はほぼ同じ意味。

「Stock」はより一般的で、家庭の食料品や店舗の商品など、手元にある物品の量を指すのによく使われます。

「Inventory」はより専門的な語彙で、特にビジネスや商業の文脈で使用されるイメージです。

異なる国や地域での使い分け

例えば棚卸をするという言葉を英語で「take inventory」と表現しますが、イギリスでは「stock-taking」、アメリカでは「inventory」を使うという情報がネットで確認できました。

文脈によっては互換性があるため、いずれを使っても首を傾げられるということはないかもしれません。

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け、用語

一部の表現は、在庫の対象が何か・どのような状態かによって同じ使い方をします。

それでも、以下の表をみると、同じ在庫でも少しニュアンスが異なることがわかるのではないでしょうか?

用語英語で
在庫量stock quantity
在庫回転率stock turnover ratio
在庫切れout of stock
在庫調整stock adjustment
在庫補充stock replenishment
在庫削減stock reduction
在庫廃棄stock disposal
在庫評価stock valuation
在庫棚卸stock-taking
在庫があるin stock
株式市場stock market
株式取引所stock exchange
在庫管理inventory control
在庫回転率inventory turnover
在庫管理inventory management
在庫不足inventory shortage
在庫追跡inventory tracking
在庫監査inventory audit
在庫管理ソフトウェアinventory software

書かずにはいられませんでしたが、stockは「在庫」という意味と同じくらい「株式」という意味で使われます。

stock exchangeやstock marketは良く耳にするので合わせて覚えておきましょう!

Stock・Inventory意味の違いや使い方まとめ

Stock、Inventory、意味の違い、使い分け

今回は仕事でよく耳にする「StockとInventory」それぞれの意味と違い、使い分け方を解説しました。

わからなくてもやもやしていた英語表現が分かってすっきりした方がいれば幸いです!

まとめ
  • Stock:顧客に販売する完成品の在庫。株式の意味も。
  • Inventory:販売する完成品から素材・資産まで広い意味での在庫

このような使い分けやニュアンスの違いは一つ一つ調べていくこともできますが、ビジネス特化のオンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)では、仕事と直結する英語を最短距離で学ぶことも可能。

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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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