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サプライヤー(Supplier)とベンダー(Vendor)違い【英語表現・関連英語も紹介!】

内容に広告・プロモーションを含みます
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この記事で分かること
  • サプライヤーとベンダーの違い
  • サプライヤー・ベンダーを英語で使い分けるポイント
  • サプライヤー・ベンダーと似た英語用語
  • サプライヤー・ベンダーと合わせてよく使う英語表現
悩む人

サプライヤーとベンダーの違いって何?

悩む人

英文メールではどっち使えばいいの?

今回はこのような疑問に答えます。

この記事を読めば、サプライヤー・ベンダーの違いがわかるだけでなく、あなたが業務で使う英語のメールでも誤りなく使い分けることができるようになります。

筆者の経歴
  • TOEIC 960点
  • Core30のBtoC、BtoB企業で海外営業・マーケティングに従事
  • 途上国駐在で英語と現地語を学びなおし
  • オンライン英会話、スクール型英会話(+現地語会話)多数経験
  • 工場勤務経験あり

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ぜひ下の記事も読んでみてください。

目次

サプライヤー(Supplier)とベンダー(Vendor)の意味と違い

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早速サプライヤーとベンダーの意味と混同しやすい部分の解説です。

サプライヤーとは:定義と用語の解説

サプライヤーは、英語の「supplier(供給する)」をカタカナにした言葉であり、仕入れ先、供給元、納入業者を意味します。

カタカナの「サプライヤー」は広辞苑によるとこのような意味。

商品などの供給者商品製造業者。また、原料供給国(出典: 小学館デジタル大辞泉)

英語の「Supplier」は以下のような意味合いを持っているようです。

〔材料や部品などの〕供給[納入]元[業者・国]、サプライヤー
〔小売業者に対して〕卸売業者
〈俗〉〔麻薬の〕売人
(出典: 英辞郎 on the web)

ビジネスにおいては、製品に必要な部品や資材、原材料、機材などを供給・納入する売り手のことを指します。

サプライヤーは製造業や販売業を中心に使用されていましたが、近年ではサービスを提供する業者も含まれるようになりました。

類義語には売り手や販売者を意味するセラー(seller)があり、バイヤーとは対義語の関係。

ただしサプライヤーの定義は業界や立場によって異なる場合が多く、多様な意味合いが含まれています。

製造業や販売業の他にも、旅行業界や食品業界、IT業界、貿易業界など、さまざまな業界で使用されているため、後ほど一例をみてみましょう。

原材料や部品などの資材を提供する事業者ソフトウェアやハードウェアなどの製品を提供する事業者サービスや労働力などを提供する事業者など、供給元という点でもさまざまな種類あり

ベンダーとは:定義と用語の解説

ベンダーは英語で「vendor」と表記され、仕入れた商品を消費者に直接販売する企業や業者の意味。

販売業者や売り主、行商人を意味し、販売する、売るという意味の「vend」から派生しています。

カタカナの「ベンダー」は大辞泉でこのような表現。

売り主。売り手。また、販売会社。特にOA機器・ソフトウエアなどの販売納入業者。システムの開発会社をさすこともある。。(出典: 小学館デジタル大辞泉)

英語の「Vendor」は以下のような意味合い。

供給業者、販売会社、自社または他社が製造した商品(または開発したサービス)を利用者に提供する事業者
〔特に街頭で物を〕売る人
〔野球場などで飲食物を売る〕売り子
行商人
(出典: 英辞郎 on the web)

サプライヤーに比べ、より消費者に近い立場でものを提供するという意味合いが近いですね。

ビジネスにおいては、製品に必要な部品や資材、原材料、機材などを供給・納入する売り手のことを指すベンダーですが、元々はIT業界でハードウェアやソフトウェア、システム、サービスなどを販売する企業として利用されていました。

サプライヤー同様、業界や企業によって使われ方が異なるものの、一般的には消費者に向けて商品を提供する店舗や企業がベンダーとされます。

例えば家電や日用品、アパレル品などを消費者に販売する店舗もベンダーの一種であり、広義の意味合いあり。

飲料業界における自動販売機の設置・運営を行う会社もベンダーと呼ばれることがあります。

IT業界以外の業界では、企業に対して商品や原材料などを提供するのがサプライヤーであり、ベンダーは通常消費者に向けて商品を提供する役割を担っています。

サプライヤーとベンダーの違いと混同しがちな部分

サプライヤーとベンダーは、ビジネス用語として似たような意味を持っていますが、以下の点で異なります。

筆者

業界によってそれぞれの役割・定義が重なることもあり!

サプライヤー
(Supplier)
ベンダー
(Vendor)
役割製品やサービスの供給元
企業に対して商品や原材料等を提供
サプライチェーンの最後のリンク
消費者と直接取引を行い、ビジネスの両側で良好な関係を維持
関係性主にB2B(ビジネス間)の関係B2BおよびB2C(ビジネスから消費者へ)の関係に参加
商品・サービス主に生産プロセスで使用される原材料、部品、または商品直接顧客に販売される完成品やサービス
在庫・原材料多くの原材料から製品を作る在庫管理できるものを取り扱うことが多い

サプライヤーとベンダーは、ビジネスの現場で頻繁に使用される言葉ですが、正確な意味と使い方を理解することで、より適切な取引やコミュニケーションが可能になります。

サプライヤー(Supplier)とベンダー(Vendor)の具体例と使い方

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業界によってサプライヤーやベンダーの定義が重なるという点について触れましたので、業界別にどのような企業をサプライヤーと呼び、どのような企業をベンダーと呼ぶのか見てみましょう。

自動車業界でのサプライヤー・ベンダー関係

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自動車業界で言えば、一つの車の部品点数は2~3万点。

自動車メーカーをピラミッドの頂点にそこからTier1、Tier2といったサプライヤーに裾野が広がっている図を見た人も多いでしょう。

実際は一つの自動車に対して数千ものサプライヤーがあるため、これは簡略化した図ですが、一般的には自動車メーカーに卸すTier1までがサプライヤー

自動車メーカーそのものについては、自動車販売の代理店やリース会社から見ればサプライヤーですが、一般的には「メーカー」と呼ばれる方がしっくりきます。

それに対して自動車販売店、カー用品、リース会社といった「消費者に直接製品やサービスを提供する企業」がベンダー

どの立場(企業)から会社を見るかで呼び方が変わるところが紛らわしいですよね。

企業を例に説明すると、トヨタ(メーカー)からみて、デンソーやアイシンはサプライヤーネッツトヨタやトヨタレンタカーはベンダーということになりますね!

ソフトウェア業界での例

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ソフトウェア業界・IT業界ではユーザー企業(クライアント)から依頼を受けた後、ピラミッドのように元請け、下請けへと仕事が流れていく構図。

この図ではユーザーにサービスを提供するユーザー企業のことをベンダーと呼び、ユーザー企業から見た元請けベンダーや下請けベンダーは「サプライヤー」となります。

この例の場合、元請けベンダーが一次サプライヤー、下請けベンダーが二次サプライヤー

旅行業界の例

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旅行会社・旅行代理店は目に見える商品を作っていないから「ベンダー」「サプライヤー」といった表現に抵抗あるかもしれません。

でも実はこれまでの例と同様、旅行代理店から見て提携ホテル・旅館・レストランや交通機関はサプライヤーとなります。

そして上の図で見ると、旅行代理店は消費者であるユーザーに対してサービスを提供する企業であることからベンダーがふさわしい呼び方です。

食品業界の例

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農家が作ったものを食品加工業者が加工して、レストランやコンビニに届けられるという流れを作ってみました。

食品業界も同様に消費者に商品やサービスを提供するレストラン・コンビニがベンダーとなり、ベンダーを起点に仕入れ元の加工業者や農家をサプライヤーと呼びます。

いくつかの業界で例を挙げてみましたが、サプライヤーとベンダーの違いがおおまかに理解できましたか?

これから先は、サプライヤー・ベンダーがそれぞれ英語でどのような意味を持つのか、サプライヤーやベンダーに似た英語表現があるのか、といったポイントで解説していきたいと思います。

サプライヤー(Supplier)とベンダー(Vendor)の英語表現

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サプライヤー(Supplier)・ベンダー(Vendor)は基本的には日本語と同じ意味・関係性で使われています

ただやはり、区別は必ずしも厳密なものではありません。

例えば、自動車メーカーが小売店に自社製品を販売する場合、自動車メーカーはSupplierであると同時にVendorにもなりえます。

業界や文脈によって、SupplierとVendorの使い分けが異なる場合もあります。

IT業界では、対消費者・対企業関係なく、ソフトウェアやハードウェアなどの製品を提供する事業者をVendorと呼ぶことが多いです。

英文でのサプライヤー(supplier)使用例

Supplierは部品や材料の供給業者から、サービスプロバイダーやコントラクターまで、さまざまな供給者を包括的に表す言葉として利用されます。

  • Our suppliers provide us with high-quality raw materials.” (私たちのサプライヤーは高品質な原材料を供給しています。)
  • We have a reliable supplier for IT services.” (私たちには信頼性のあるITサービスのサプライヤーがいます。)
  • The supplier failed to deliver the goods on time.” (サプライヤーは商品を時間通りに納入できませんでした。)

英文でのベンダー(vendor)使用例

海外で使われるVendorは、日本と同様に「製品をメーカーや卸売業者から購入し、直接顧客に販売する個人や企業」を指します。

  • We selected a reliable vendor for our new accounting software.” (新しい会計ソフトウェアの信頼性のあるベンダーを選びました。)
  • The vendor delivered the equipment on time as per the contract.” (契約に従い、ベンダーは装置を期日通りに納入しました。)
  • The vendor was very helpful in answering our questions.” (ベンダーは私たちの質問に非常に親切に回答してくれました。)

SupplierやVendorと近い意味で使われる英語

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SupplireとVendorの違いを説明しましたが、世の中には日本語でも英語でも似たような用語があります。

当然ものづくりをしてBtoB企業に製品を供給する会社はManufacturer(メーカー)でもあり、Supplier(サプライヤー)でもあるように、一部の機能は重複することもあることから、柔軟に表現していきましょう。

日本語英語特徴
サプライヤーSupplier原材料や部品などの資材を提供する企業
ベンダーVendor製品やサービスを主に消費者に販売する企業
請負業者Contractor特定のプロジェクトや作業を請け負う企業
Contract Manufacturerで受託製造業者
メーカーManufacturer製品を製造する企業
生産者Producer商品やサービスを生産する企業
卸売業者Distributor商品を小売業者に販売する企業
小売業者Retailer消費者に商品を販売する企業
卸売業者Wholesaler商品を小売業者に販売する企業
ドロップシッパーDropshippers小売業者の代わりに製品の在庫を保持し、顧客に直接出荷する企業
サービスプロバイダーService providerサービスを提供する企業
ソリューションプロバイダーSolution provider問題を解決するためのソリューションを提供する企業
システムインテグレーターSystem integrator異なるシステムを統合するサービスを提供する企業
バリューアデッドリセラー (VAR)Value-added reseller (VAR)製品やサービスに付加価値をつけて販売する企業
筆者

日本で一般的な「商社」は「trading company」と訳せますよ。

合わせて覚えたいSupplier・Vendor関連英語

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生産、受注、契約さまざまなシーンでSupplierやVendorという言葉が使われます。

SupplierやVendorに関連してよく使う用語も、合わせてチェックしておくといざというときに理解が深まることでしょう。

日本語英語用語の意味
受注Order placement製品やサービスの注文を受けること
納品Delivery製品やサービスの提供
価格交渉Price negotiation製品やサービスの価格についての合意を図る
品質管理Quality control製品やサービスの品質を管理する活動
在庫管理Inventory management製品や資材の在庫を管理する活動
支払い条件Payment terms製品やサービスの支払いに関する条件
契約書Contract製品やサービスの提供に関する契約の文書
発注書Purchase order製品やサービスの注文内容を示す文書
仕様書Specification製品やサービスの詳細な要件を示す文書
納期Delivery date製品やサービスの提供予定日
供給チェーンSupply chain製品やサービスの供給に関する全体のプロセス
ロジスティクスLogistics製品やサービスの物流管理
品質保証Quality assurance製品やサービスの品質を保証する活動
アフターサービスAfter-sales service製品やサービスの提供後のサポート活動
供給リスクSupply Riskサプライチェーンにおける潜在的なリスクや障害。
輸入業者Importer外国から商品を輸入し、国内で販売する人・企業のこと。
輸出業者Exporter国内で生産された商品を外国に輸出する人・企業のこと。
プロキュアメントProcurement製品やサービスを調達するためのプロセス。
筆者

どれもよく使います!

サプライヤー(Supplier)とベンダー(Vendor)違い まとめ

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今回はメーカーで仕事をしている人が疑問に思いやすい「サプライヤー(Supplier)」と「ベンダー(Vendor)」について詳しく違いを説明しました。

また英語表現の違い、Supplier/Vendorと似た意味を持つ用語、これらを使う際に合わせて良く使う単語を解説しましたね。

筆者の場合、微妙なニュアンスの違いはビジネス特化オンライン英会話「Bizmates(ビズメイツ)でビジネス経験のある講師から教えてもらいました。

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