ここ最近Aerの公式サイトを訪問するたびにZOZOに飛ばされて「日本撤退か!?」と焦っていた筆者。
そんな中(というよりすでに先月)、AerからUltra (ウルトラ) Collectionと呼ばれる新作が発表されました。
耐水性と強度の高さが特徴のこの
Ultra Collection
となると従来のX-Pacとの機能差や価格の違いなどが気になりますよね。
そこで今回はAer大好き筆者が、Aer UltraシリーズとAer X-Pacシリーズの違いを比較して、どちらがおすすめかを紹介します。
Aer UltraとAer X-Pacの違いは4つ
- 素材と性質、細かなディテール
- 対象モデル
- 重量(商品による)
- 価格
Aer Ultra collectionがおすすめな人
- 価格問わず、Aer限定物に興味がある人
- 安全ではない場所への旅行・出張が多い人
Aer X-Pac collectionがおすすめな人
- Aerの通常ラインと差別化したい人
- 防水性や耐久性、耐候性の高いリュック・バッグが欲しい人
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10th Anniversaryならではの魅力あるUltra collectionモデルです。
比較しながら、さっそく詳しく解説していきますね!
Aer UltraとX-Pac 違いの比較!価格や重量だけ?
Aer Ultra collection と X-Pac collectionの違いは以下の通りです!
項目 | Ultra | X-Pac |
---|---|---|
素材 | Challenge Sailcloth社のUltra400X | Dimension-Polyant®社のVX-42 X-PacTM |
対象品数 | 8品 | 18品 |
重量 | X-Pacより軽い(リュックのみ) | 通常ラインより軽い(一部) |
価格 | X-Pacより高い | 通常ラインより高い |
これらの違いについて詳しく解説していきます。
※各項目をクリックかタップすると詳しい内容に飛べます。
素材と性質、細かなディテール
UltraとX-Pacでは素材や材質を筆頭に微妙にデザイン面でも違いがあります。
まずは最も大きな違いであるその素材から。
Aer 10th Anniversary LimitedモデルのUltra Collection。
UltraはUHMWPE (超高分子量ポリエチレン)を使った生地で、ナイロンに比べ耐摩耗性に優れ軽量・耐水性、さらにグラム単位でスチールの15倍の強度を誇ります。
ただ、もちろん従来のX-Pacも耐水性は高いし、1680Dのバリスティックナイロンであれば耐摩耗性はUltra 400XやVX-42 X-Pacよりも高いというのが筆者調査結果。
X-Pacや1680Dバリスティックナイロンそれぞれの特徴を残しておきますね。
- Ultra 400X
-
軽量かつ高い防水性、引き裂き強度を誇り、厳しいアウトドア環境でも非常に優れたパフォーマンスを発揮します。耐摩耗性も高く、総合的にバランスが良い素材です。
- VX-42 X-Pac
-
全体的に良好な性能を持ちながら、やや重量があるため、バックパックや軽量ギアの製造に適しています。
- 1680Dバリスティックナイロン
-
非常に高い耐摩耗性と引き裂き強度を誇りますが、重量が重く、対水圧が低いです。
BonfusのMaterialsにて色々と調べてみましたが、今回の新作Ultra 400Xは本格的な登山に使われる軽量リュックの底面に補強目的で使われることが多いようです。
底面以外はUltra 200Xというより薄く軽量の素材が使われ、引き裂き強度と軽量化を両立している模様。
それ以外に見つけた新作の変化点は以下のとおり。
- ファスナー持ち手の形状
- リュックの底面ループ
- マグネットバックルがV-BUCKLE形状に進化
- インナーカラーの違い
大きく異なるのは素材からくる外観の違いですので通常ライン、X-Pac、Ultraそれぞれ好みの見た目を選ぶようにしましょう。
普通に使っている分には、リュックやスリングとしての機能性自体はほとんど違い無いと思います(正直)!
対象モデル
Ultraの対象に選ばれたモデルの基準はよくわかりませんが、X-Pacに比べると少なく8種類のみ。
旅行の時に使うような大き目のリュックと、旅行中の移動に便利なスリングやポーチが多いので、どちらかと言えばプライベート 、オフ向きの仕様となりますね。
X-Pacは薄く柄がありつつパリっとした見た目なのでオンオフ問わず使えます!
X-Pacシリーズの中でも、Tech collectionのものは最近新規追加されたので、Ultraも10周年記念から定番シリーズ化した場合、追加モデルが出てくるかもしれません。
重量(商品による)
モデル | Ultra | X-Pac | 重量差 |
---|---|---|---|
Travel Pack 3 Small | 1550g | 1640g | 90g |
Travel Pack 3 | 1680g | 1900g | 220g |
Hip Belt | 220g | 220g | 0g |
Day Sling 3 | 360g | 360g | 0g |
City Pack Pro | 1090g | 1170g | 80g |
City Sling 2 | 410g | 410g | 0g |
Duffel Pack 3 | 1225g | 1250g | 25g |
Travel Kit 2 | 220g | 220g | 0g |
素材「Ultra 400X」の特徴はその軽量さ。
Travel Pack 3 ではなんと1900gから1680gへの大きな軽量化を果たしています!
Aerのリュックはどれも非常に背負いやすく、数字ほどの重さを感じないのですが、220gも軽量化されたらさすがに「軽っ!」となりそうですね。
ただし、同様に軽さが特徴のX-Pacと比べると、それ以外はそこまで軽量化されていません。
価格の違い
UltraとX-Pacそれぞれの価格を比較しました。
モデル | Ultra | X-Pac | 上昇率 | 値差実額 |
---|---|---|---|---|
Travel Pack 3 Small | ¥63,800 | ¥50,600 | 126% | ¥13,200 |
Travel Pack 3 | ¥69,300 | ¥53,900 | 129% | ¥15,400 |
Hip Belt | ¥7,150 | ¥5,280 | 135% | ¥1,870 |
Day Sling 3 | ¥27,500 | ¥19,800 | 139% | ¥7,700 |
City Pack Pro | ¥59,400 | ¥45,100 | 132% | ¥14,300 |
City Sling 2 | ¥29,700 | ¥23,650 | 126% | ¥6,050 |
Duffel Pack 3 | ¥52,800 | ¥44,000 | 120% | ¥8,800 |
Travel Kit 2 | ¥18,150 | ¥13,200 | 138% | ¥4,950 |
Ultraのリュックはどれも5万円を超え、ついにここまで来たかと思わせる価格設定。
Travel PackやCity pack ProはX-Pacと比べても1万円以上の値段差。
とにかく「プレミアム」という位置づけなので、レア度は高い!
すでに多くのUltra collectionが公式サイトで品切れとなっているのに加え、公式サイトの場合送料がネック。
タイムセールや送料(無料)の関係で、Eコマース経由での購入が最安値となるので、在庫を確認したい方は参考にしてみてください。
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Aer UltraとX-Pac 共通の特徴
Aer代表的なスリングとリュックの基本的なスペックと合わせて、以下の共通点を紹介していきます。
※各項目をクリックかタップすると詳しい内容に飛べます。
特徴・スペック一覧
Day Sling 3のスペック比較
Ultra | X-Pac |
---|---|
Challenge Sailcloth社のUltra400Xを使用 | Dimension-Polyant®社による VX-42 X-PacTM使用 |
YKK® ジッパー | YKKジッパー |
Duraflex®のハードウェア | DURAFLEXプラスティックハードウェア使用 |
Fidlock®のマグネットV-BUCKLEを使用したストラップ | 高級感のあるソフトな布製ライニング |
キーチェーン付きのフロントポケット | 取り出しやすいキーチェーン付きのフロントポケット |
毎日の必需品を収納するためのスマートなオーガナイザー | 毎日の必需品を収納するためのスマートな オーガナイザー |
パスポートや財布を安全に収納できるバックポケット | パスポートや財布の安全に収納できるバックポケット |
マグネットファスナー搭載の調整可能な ショルダーストラップ |
City Pack Proのスペック比較
Ultra | X-Pac |
---|---|
Challenge Sailcloth社のUltra400Xを使用 | Dimension-Polyant®社によるVX-42 X-PacTM |
YKK® ジッパー | YKKジッパー |
Duraflex®のハードウェア使用 | DURAFLEXプラスティックハードウェア使用 |
パッド付きPC用ポケット(対応サイズ:16インチ) | ラゲージパススルー搭載 |
パッキングしやすい大容量のレイフラットストレージ | 高級感のあるソフトな布製ライニング(Bluesign®認証) |
毎日の必需品を収納するためのフロントポケット | パッキングしやすい大容量のレイフラットストレージ |
トップ部分に小物を収納できるクイックアクセスポケット | パッド付きPC用ポケット(対応サイズ:16インチ) |
小物用サイドポケット | 毎日の必需品を収納するためのフロントポケット |
ウォーターボトル用ホルダー | アクセスしやすく柔らかい裏地付きのトップポケット |
快適でフィット感の良いバックパネル | アクセスしやすいアクセサリー用サイドポケット |
背面にラゲージバーを通せるパススルー機能 | ウォーターボトル用ホルダー |
曲線のあるバックパネルで快適性と優れたフィット感を実現 |
スリングの代表モデルDay sling Ultra vs X-Pacの比較、またリュックの代表モデルCity Pack Pro Ultra vs X-Pacの特徴・スペック一覧を表示したものです。
ご覧いただいてわかるとおり、特徴としてはほぼ同じで、Aerのリュック・スリングとしての機能性や快適性が備わっていると言えます。
X-PAC・Ultraともに隠しポケット等一部を除きすべて止水ジッパー加工です。
あらゆる旅行に便利なラインアップ
項目 | Aer Day Sling 3 | Aer City Sling 2 | Aer Travel Kit 2 |
---|---|---|---|
サイズ | 長さ29cm x 幅15cm x 奥行7.5cm | 長さ33cm x 幅12cm x 奥行9cm | 長さ23cm x 幅16.5cm x 奥行7.5cm |
容量 | 3L | 2.5L | 2.5L |
重量 | 360g | 410g | 220g |
Ultra Collectionで展開されているスリングやトラベルキットは三種類あります。
横長ボックスタイプのCity Sling 2に対して、Day sling 3は丸みを帯びた形状で、デイトリップ中の収納に最適。
Day Sling 3なら本やペットボトルも入る高さが便利。
Travel Kit 2は旅行用のアメニティを整理して保管できるような設計。
移動中の機内や滞在先の洗面所付近に吊り下げて、すぐに使うグッズの収納棚のように使えます。
項目 | Travel Pack 3 | Travel Pack 3 small | City Pack Pro | Duffel Pack 3 |
---|---|---|---|---|
サイズ(mm) | W330 x H 545 x D 215 | W330 x H 480 x D 190 | W305 x H 460 x D 190 | W300 x H 520 x D 200 |
重量(g) | 1680 | 1550 | 1090 | 1225 |
容量(L) | 35 | 28 | 24 | 21.4 |
こちらはUltra Collectionで展開されているリュック4種類。
Travel Pack 3をはじめ、容量20Lを超える大き目のリュックが対象となっているようです。
スリングと外泊旅行に使えるサイズのリュックが展開されている今回のUltra Collectionは、仕事で使うというよりは旅行向けに開発されたモデルと言ってよいでしょう。
デザイン性と機能性を両立した「ダサくない」見た目
巷でたびたび話題になる「スリング・リュックがダサい」問題を解決できます。
よくダサいと言われるスリング・リュックの特徴はこの3つ。
- 色使いが派手
- 過度な切り替えや装飾
- 安っぽい合皮素材
そう、まさにこんな感じ。
その点、Aerのバッグ・ボディバッグには派手さも凹凸も少なく非常にシンプル。
通常版の1680D(デニール)のコーデュラバリスティックナイロン、X-Pac、Ultra 400Xそれぞれが質実剛健な見た目を有しており、ペラペラな安っぽさもありません。
ロゴの主張もミニマムなので、あらゆるシーンで活用できます。
生地が頑丈なので荷物がパンパン・スカスカな時でも型崩れしない点も最高。
細かいところに手が届く最高の収納
筆者がAer製品に惚れ込んでいるのは同社のスタンダートともいわれる収納力の高さ。
リュック・スリングそれぞれ、メイン収納部の中にもメッシュポケットや仕切り等があり、ガジェットや本などを綺麗に収められます。
スリングの場合、背面に隠しポケットがあったり、開口部が広いため見た目以上にモノが入ったりする点が強み。
リュックの場合は、クイックアクセスや多機能オーガナイザー、ふかふか素材のPC収納部等より多くの差別化ポイントがあります!
Duffle Pack 3に至っては、シューズ収納部も用意されています。
リュックを手に入れたら、ここに何を入れよう、ここをどうやって活用しよう、と思いをはせながら好みのバッグを探してみるのもいいかもしれませんね。
別ブランドのリュックからAerに切り替えて最初に感動したのは、上部クイックアクセスポケットとふかふかなショルダーストラップ!
Aer Ultra collection・X-Pac collectionがおすすめな人
ここまで読んでいただいたあなたには、Ultra collectionとX-Pac collectionの違いや共通点が理解いただけたことと思います。
それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。
Aer Ultra collectionがおすすめな人
Aer Ultra Collectionは次のような人におすすめです。
- 価格問わず、Aer限定物に興味がある人
- 安全ではない場所への旅行・出張が多い人
Aer Ultra Collectionは10周年記念の商品ということもあり、発売直後の現在すでに一部売り切れが出ています。
生粋のAerファンや従来の商品に飽きた方、最近街で見かけるようになったAerを他者と差別化したい方におすすめです。
定番化されず、このままお蔵入りとなった場合かなりレアな商品になると個人的には思っているので、在庫状況の有無を確認してみてください。
また、今回のUltra 400Xという記事は本格登山用の軽量リュック底面部に使われる頑丈な素材。
旅行や出張で、あまり安全ではない場所に行く場合、少しでも盗難やスリなどの軽犯罪から保護したい方は検討してみても良いかもしれません。
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Aer X-Pac Collectionがおすすめな人
Aer X-Pac Collectionは次のような人におすすめです。
- Aerの通常ラインと差別化したい人
- 防水性や耐久性、耐候性の高いリュック・バッグが欲しい人
Ultraの耐久性は捨てがたいとはいえやはり価格が高すぎる。
だけど通常ラインのコーデュラバリスティックナイロンと差別化したい、そんな方はX-Pacおすすめです。
筆者も軽量なX-Pacに切り替えたタイプですが、街中で被ったことはほとんどありません。
AerのDay PackやCity Pack通常版はめちゃ増えてますが!
それだけではなく、雨水を簡単にリュックの内部に侵入させない対候性は、X-Pacの大きな強みです。
正直はじめはインナーのオレンジライニングに抵抗がありましたが、仕事上誰かに指摘されるようなこともなく、視認性も良く気づけばお気に入りポイントに。
少し予算があればX-Pacのラインアップも見てみてください。
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Aer Ultra・X-Pacの違いを比較、おすすめは?【まとめ】
Aer Ultra collectionとX-Pac collectionの違いを比較しました。
両者の大きな違いは素材、対象品数、重量と価格で、デザイン面では特筆すべき違いがありません。
項目 | Ultra | X-Pac |
---|---|---|
素材 | Challenge Sailcloth社のUltra400X | Dimension-Polyant®社のVX-42 X-PacTM |
対象品数 | 8品 | 18品 |
重量 | X-Pacより軽い(リュックのみ) | 通常ラインより軽い(一部) |
価格 | X-Pacより高い | 通常ラインより高い |
Aer Ultra collectionがおすすめな人は以下。
- 価格問わず、Aer限定物に興味がある人
- 安全ではない場所への旅行・出張が多い人
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一方、Aer X-Pac collectionも、通常版と比べ対候性や軽量性の高さがウリ。
Ultra Collectionと比較すれば、値ごろ感があります。
- Aerの通常ラインと差別化したい人
- 防水性や耐久性、耐候性の高いリュック・バッグが欲しい人
Ultraの希少性か、X-Pacの実用性、あなたはどちらが気に入りそうか判断できましたか?
これからもAerに関する情報は適宜取り上げていきたいと思います!
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今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にもAer製品のレビュー記事・比較記事を書いているので参考にどうぞ!