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メーカー海外営業の世代別キャリアプラン、身につけたいスキルとは?

内容に広告・プロモーションを含みます
海外営業キャリアプラン
悩む人

海外営業の仕事ってどんな経験ができてどんなスキルが身につくの?

悩む人

海外営業の仕事をしたらいつか海外で働けると聞いて!

このような疑問や希望をもって、海外営業を志す人も多いと思います。

今回は、海外営業という仕事の一般的なキャリアプランを紹介。

海外営業とはこんなキャリアパス、こんなスキルが必要なんだ、と入社前に知っておきたい情報を解説します。

筆者の海外営業歴

・欧米とアジアを中心に出張で20か国訪問
・日本からは1-2か月ごと25回出張
・途上国駐在経験あり
・BtoC、BtoBの2社で海外営業経験

メーカー海外営業を通じてどんなことができるか参考にしていただき、メーカー海外営業への就職・転職の参考になれば幸いです!

この記事の対象読者

・将来海外で働きたい、海外営業という仕事に興味のある就活生、転職希望者
・海外営業のキャリアプランや身につくスキルを知りたい方
・海外営業になりたい人が読むべき本を知りたい方

<< メーカー海外駐在・海外勤務のメリット9選【打線組んだシリーズで紹介】 の記事もおすすめです!

目次

海外営業のキャリアとスキル(~入社5年目若手)

海外営業のキャリアとスキル

ここからは世代・経験年数別に海外営業として得られるキャリアやスキルについてまとめていきます。

海外営業のキャリア(若手)

大手メーカーの場合、入社後数年のうちは配属が変わることはまれですので、最初から海外営業配属になればラッキー。

いきなり本社で海外営業というよりは、事業所や工場、支社の海外営業担当として、先輩と共に特定の地域や国の海外営業サポートから入ることが多いでしょう。

大きな組織になると、例えばヨーロッパという地域で一つの課ができ、その中で海外営業担当がいくつかの国を切り盛りします。。

筆者

製品が国ごとに分かれるBtoCメーカーの方が、BtoBに比べ、一人あたりの担当国や地域が限られがち(経験談)。

若手のうちは1地域だけや、1-2か国だけを担当し、仕事の定着に合わせて徐々にその範囲が増えていくイメージ。

会社にもよりますが、一年目の秋冬くらいには海外出張に行くことも普通にあります。

最初の配属で海外営業に成れなかった方も諦めることなく、面談や自分の努力で上司にアピールしていきましょう。

1年間の海外研修といった派遣制度(On-the-Job Training)に引き上げてもらいやすくなります。
(これに成功すれば、後のキャリアは海外系になれます)

ポイント

・希望次第で、英語ができなくても海外営業に配属されることはある
国内営業配属になってもめげない(英語できる人でも営業の勉強としてあえて国内営業に配置される)
・海外駐在を目指すならば、海外法人含めた人間関係づくり重要来客対応や海外出張は全力で

身につけたいスキル

若手ですのでどんな経験も考え方次第ではスキルになりますが、下記が一例でしょう。

若手海外営業で身につくスキル

・一般的な社会人マナー
・ビジネス文書の書き方・考え方
・英語力(TOEIC社内受験の機会は必ず受験すること)

ビジネス文書の書き方には「考える技術・書く技術」が特におすすめ。

理系から文系就職した私にとっては目からうろこでした。

本自体がかなり分厚く最初から最後まで読むだけだと時間がかかるので、気になる部分だけ辞書のように使うと良さそう。

内容が身につけば、メールや企画書書くスピードや文章の構造の改善にきっと役立ちます。

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英語力の向上は海外営業としてのキャリアを積んでいく上で切っても切り離せません。

海外営業に必要な英語力・TOEIC点数は?英語が話せないとだめ?に求められる英語力をまとめました。

海外営業のキャリアとスキル(中堅前半)

海外営業 中堅

入社5年目から入社10年前後を中堅前期として解説していきます。

入社5年目から入社10年と言えば、海外営業一本でやってきた人は、そろそろ同じ仕事に慣れて飽きてきたと思う頃。

同時に、国内営業など別の部署から海外営業に人が入るローテーションが発生するのもこの時期。

海外営業のキャリア(中堅前半)

本人の希望(こころざしや家庭事情)にもよりますが、この期間の王道キャリアは何といっても一度目の海外駐在です。

役職はマネージャーとして、海外法人側での販売促進や営業、製品運営(売上管理、商品企画)をとりまとめる経験をすることが多いです。

ただし、海外営業といいながら、海外に生産拠点がある場合、海外の主要工場で働く可能性も同じくらいあります。

海外の工場で働く場合は、PSI(生産、販売、在庫)計画を海外法人ごと・製品ごとに管理、製品開発の生産計画への落とし込み、現地スタッフの教育といった比較的地味な仕事が多いです。(大抵の会社ではハズレくじ扱い)

海外営業・国内営業問わず、会社から選抜で半年~1年間の海外研修に参加できるチャンスもこの期間に発生。

語学、ビジネス、文化だけでなく、海外営業の道が大きく開けるチャンスなので、入社したらまずこの海外研修に合格することを目標にするのはアリです。

中堅前半キャリアのポイント

日頃の業務に真面目に取り組み、関係部署や海外法人と良好な関係を作っておきましょう。

海外赴任者候補に選ばれる確率は高まります。

「彼・彼女なら実力も人間性も問題ないな、海外駐在して成長してもらい、将来会社に貢献する人材となってもらおう。」
上司はこのように若手~中堅を見ています。

海外営業していてもこの期間の評価が低いと海外駐在者候補とならず、国内営業や総務など他の部署にローテーションされる可能性が高まるので注意が必要。

身につけたいスキル

大小さまざまな経験を通じ、この時期には一人で回せる仕事も増えてきているでしょう。

この時期に身につくスキル、身につけておきたいスキルは以下。

中堅前半の海外営業で身につくスキル

・経理や財務知識(海外法人運営や商品企画で必須)
・生産~販売まで、マーケティング全般の知識

手前味噌ですが、私を救った書籍を紹介。

海外赴任に活用できる知識としてはもちろん、この時期に重なりがちな昇格試験に対しても活用できる知識を得られます。

特に、財務3表一体理解法は、貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3つの表や数値がどのようにかかわりあっているかをわかりやすく解説した良書。

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ハイパワーマーケティングは、数字管理の大切さとクライアントの問題を解決することの重要性を訴えるクセの強いマーケティング本です。

基本的なマーケティング用語を覚えた後はこういった手法と考え方がバランス良くミックスした本がおすすめ。

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海外営業のキャリアとスキル(中堅後半)

海外営業 中堅

一度目の駐在から戻る35~40歳前後。
この時期のキャリアやスキルを解説します。

海外営業のキャリア(中堅後半)

3~5年間の海外営業から戻る場所は元職場である事業所、支社や工場の海外営業もしくは上位組織である本社の海外営業が一般的。

所属していた課でチームリーダー的役割を担うこともあれば、これまで担当していない地域、担当していない製品の海外営業を経験することもあります。

ただ一度海外駐在を果たすとキャリアは海外系キャリアはほぼ固定。

チームを率いて結果を出すという経験があり、海外法人や工場の運営が分かっている中堅は、管理職から頼りにされるだけでなく、若手・新入社員の指導役も任されます。

キャリアのポイント

海外駐在を終えると今までイチ担当として適度な業務量で仕事をしていた状況とは打って変わって、管理職と部下をつなぐ役目が求められるようになります。

ポイントとしては、①自分自身が管理職として上に上がっていきたい強い想いがあるか、②ない場合海外営業としてどのようなキャリアを積んでいきたいか、このタイミングで上司と話をしておくことが重要。

バリバリ働きたいわけではないのに過度な期待を背負わされる可能性もあるので、ここからは自分に正直に生きるのが吉。

身につけたいスキル

海外駐在で初めて部下を管理する仕事を任され、仕事の幅も視野の広さも増したことでしょう。

30代後半~40歳頃のスキルは以下。

中堅後半の海外営業で身につくスキル

・上司との距離感や部下の管理を上手に行う、マネジメント能力コーチング能力
・英文による顧客との契約(Supply Agreement、Quality Agreementなど)

上司や部下のマネジメント、英文契約書の作成など、まさに習うより慣れろにつきます。

一冊の本や資料でなんとかなるモノではないと思いますが、知識として知っておいた方がいい言葉は「コーチング」です。

相手の言うことをまず受け入れる。褒める。
当たり前のことですが、時間や仕事に追われる日々の中で当たり前ができなくなりがち。

コーチングの肝は相手と自分が一緒に成長していく感覚だと私は思います。
※コーチングは、Kindleで無料で見れる評価の高い本で知識つければ問題なし。

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海外営業のキャリアプランとスキル(管理職以降)

海外営業 管理職

バブル世代頃までは30代後半で管理職になるのが一般的でしたが、最近は高齢化傾向。

どの会社も40代後半から50代が詰まっているため、私が経験したBtoCでは45歳~、BtoBでは40歳~が管理職になる目安。

海外営業のキャリア(管理職以降)

海外営業の管理職は大きく分けて2パターン。

①国を転々として海外駐在を繰り返し、支店長クラスでアガリを迎えるタイプ
②日本で海外法人を支援して出世に向けて突き進んでいくタイプ

①は王道の出世ではない替わりに、グローバルな転勤族として文字通り世界各国の支店で勤務する海外営業ならではの会社員生活を送ることができます。OTO (Out-to-Out)と呼ばれる、ある国からまた別の国に異動するような感じですね。

②は若いころから上司に注目されている人が多いですが、より会社の中枢から海外法人との連携強化や売上・利益拡大を実行していく人です。

もちろん出世競争の中でふるいにかけられているわけですがとにかく上を目指したい人は②向き。

キャリアのポイント

①と②のキャリアに関しては、自身がどちらを目指したいかが前提ですが、私的にはブラック度が低く、充実した海外生活と赴任手当の恩恵を受けられる①がおすすめ。

海外を転々としやすい人の特徴はこんなところです。

海外転勤族の特徴

・英語をはじめとした語学力が優れている
・日本人上司に媚びるより、現地スタッフを活かすことが得意
・海外法人の経営に必要な視野の広さを持っている(財務・総務系)

とにかく海外で働き続けたいという人は、語学や営業以外の知識を磨くように心がけましょう。

身につけたいスキル

海外営業の管理職になるまでには一度は海外駐在経験をしている、または近い将来することになるものです。

ここで求められる能力は、これまで紹介した能力に加え、異なる文化の人間を理解すること。

また現地スタッフが会社のために必死に働いてくれるような叱咤激励と、近からず遠からずな関係づくりにつきます。

海外で人を動かしながらみんなで成功を喜ぶ人や会社の体験記が参考に。

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メーカー海外営業世代別キャリア、習得スキルとおすすめ本まとめ

海外営業 まとめ

今回は海外営業で世代ごとにどのようなキャリアがあるのか、どのようなスキルを習得し、その世代にどのような本が刺さるかを紹介しました。

海外営業キャリアまとめ

・若手:事業所や工場、支社の海外営業担当で1-2か国~1地域の海外法人サポート
・中堅前半:一度目の海外駐在でマネージャー経験
・中堅後半:元職場でチームを率いるリーダーや本社の海外営業など業務の幅が広がる時期
・管理職:海外転勤族となるか、国内からサポートし出世の道を歩むか

年代別身につくスキル

・若手:一般的なビジネスマナー、ビジネス文書力、英語力
・中堅前半:経理・財務知識、マーケティング全般知識
・中堅後半:マネジメント・コーチング能力、契約書作成
・管理職:異文化の中で人を動かし、海外法人運営を行う実行力・統率力

ここまで読んで海外営業をしてみたいという気持ちがあれば、ぜひ海外営業の世界に飛び込んでください。

あなた自身に適性があるかどうかは海外営業に向いている性格・向いていない性格からも確認いただけますので、お時間があれば合わせてどうぞ。

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