海外営業「やりがい」感じること5選・「ツラい」「大変」なこと5選

海外営業 やりがい ツラい 大変
悩む人

海外営業の仕事、実際楽しいの?

悩む人

英語は得意だけど、海外営業で活躍できるか不安

今回はこんな疑問をもっている方に向けて、海外営業で感じるやりがいと大変なこと・ツラいことを5つずつ解説していきます。

海外営業のメリット・デメリットが気になる就活生・転職希望者に読んでいただけると幸いです。

筆者の海外営業歴

・欧米とアジアを中心に出張で20か国訪問
・日本からは1-2か月ごと25回出張
・途上国駐在経験あり
・BtoC、BtoBの2社で海外営業経験

目次

海外営業でやりがい感じること5選

海外営業 やりがい

海外営業の仕事について感じられるやりがいについて、5つ挙げていきます。

真面目なつもりですが、4つ目と5つ目は精神的な恩恵として、やりがいアップ間違いなし。

自身の能力をフル活用し、仕事を前に進められること

契約や価格交渉といったやりとりだけではなく、製品開発や販促戦略といった運営に至るまで、海外営業無しでは物事が前に動きません。

海外法人と本邦側が合意できるレベルに意見を合わせ、案件が前に進んだ時は大きな達成感があります。

一人の担当として多くの関係者から頼られるので、プレッシャーを楽しめるならばおすすめ。

入社直後・ベテラン関係ない。最初はとまどうかも。

自身の携わった製品が現地で実際に使われている、販売されている

市場や顧客調査から携わり、製品企画、打ち合わせやプレゼン、開発ステップを踏んで量産、投入して終わりではありません。

その製品が現地で使われている販売されているのを見た時の喜びはひとしお。

開発陣とともに、海外法人に対して製品のセミナーをよく開催しています。

販売する側である海外法人が興味津々で話を聞き、質問してくれる機会は何回やっても毎回楽しみです。

この点にやりがいを強く感じる私はメーカー向きだと思っています。

仕事の幅の広さ

国内営業とも一緒に仕事をする機会や話す機会がありますが、業務や求められる知識は海外営業の方が圧倒的に広いです。

国内営業海外営業を比較するとざっとこんな違いがあります。

海外営業と国内営業の違い
  • 海外営業:浅く広く地域や国単位の業務担当。出荷管理・製品開発・販売サポートの機能にも大小関わりあり。
  • 国内営業:一つの顧客や地域と深く狭く付き合っていく。生産・出荷管理、売上、計画、販売と機能別に担当が分かれる。

特定の顧客を受け持たない分、他社との人間関係構築は見込めませんが、広い視野で市場をとらえるチャンス。

海外法人運営や経営の知識もある程度身につくためか、海外営業担当は昇進試験や昇格試験に強い印象があります。

日本ではなかなかできない異文化経験

海外営業 出張

海外駐在にしても、日本から海外法人を支える海外営業にしても、出張先の食事、ヒト、言語と触れ合えるのは醍醐味の一つ。

会食で食べられる飯なんて、普段は絶対頼まないようなぜいたく品ですし、現地で食べるファーストフードだっていつもとは違います。

大きな会議や各国移動の影響で土日を挟んだ場合、週末観光ができてしまうことも。

会議・プレゼンゴリゴリの出張はツラいですが、展示会や市場調査は当たり出張!

出張でマイルがたまる可能性大

会社にもよりますが、海外出張の距離や搭乗時間によってはビジネスクラス利用が認められていることや、安全性の観点から、日系(JALとANA)を推奨されることがあります。

なるべくJAL(Oneworld Alliance)またはANA(Star alliance)に航空会社を絞ることで出張ごとにマイルがたまり、気付けばJGC(JAL Global Club)やSFC(Super Flyers Card)といったステータスがついているでしょう。

わたしも取得したJGCによって、優先搭乗や優先手荷物受取、マイルアップの恩恵を受けましたし、たまったマイルで何度か家族(個人)旅行をしています。

出張は毎回大変ですが、給料とは異なる部分で見えない恩恵を享受できるのでやめられません。

海外営業の大変なこと・ツラいこと

海外営業 大変 ツラい

ここからは反対に海外営業の大変なこと・ツラいことについて。

単純に業務量が多いという点もさながら、海外営業だからこそ大変に感じることについてまとめてみました。

異なる文化・商習慣への慣れ

相手にする海外法人は日本ではないので、仕事の進め方やビジネスの方向性も異なります。

日頃海外営業を担当している中で、以下を感じることがありました。

守られない約束

海外法人からの鬼フォローには適度に対応しますが、こちらから指定した依頼にはまあ返事くれません。

顧客も重要な案件を扱っている最中に、突然長期休暇で不在になるなどなかなか日本のペースで仕事を進めることができません。

物事を依頼するときは全体のスケジュールを示した上で、依頼する仕事の期日と重要性を伝えてあげましょう。

組織や役割のルール

海外はジョブディスクリプションによって、明確に一人ひとりの役割や範囲が決まっています。

「同じ課だから手伝って」と指示や依頼をしても、私の仕事範囲に明記されていないとあっさり断られるので、みんなで協力するという意識が日本ほど強くありません。

日本でもジョブディスクリプション制度を導入する企業も増えてきており、賛否がわかれているところ。

そのくせ採用面接や面談では、「わたしなんでもできます」アピールがすごい。詐欺レベルで嘘つき。

成熟期を迎えた日本と成長期の開発途上国

日本は国として成熟期を迎えているため、投資を抑えてリスクを減らす方針。

一方、特にアジアやアフリカのような成長途上の国は投資して安くモノを販売しないと追いつかない状況。

製品一つ投入するにも、足元を固めておかないとリスクが多すぎますよね。

担当がコロコロ変わる

日本企業でも転職は一般的になったとはいえ、海外の転職率の高さには驚かされます。

海外ではステップアップを目的とした転職が多いですが、以下のような点で注意が必要。

競合間の転職

海外法人や海外顧客と話しをしていると、頻繁に転職者が競合に行ったと話を受けます。

特にBtoB、BtoC共通で、特に気を付けなければいけないことをまとめるとこうです。

競合間の転職における注意点
  • 価格情報(店頭価格ではなく、仕入れ価格も)は競合とシェアされている
  • ある程度の販売数も代理店や転職者から情報漏れている
  • カタログに載っていない重要なデータもたまに漏れる

こんな状態なので、情報管理は大事。

情報提供は現地スタッフの担当に直接提出するのではなく、出向者やマネジメントだけに情報を制限するのも一つの手。

引継ぎのむずかしさ

日本では異動者や転職者が出ると当然引継ぎを行い、なるべく引継ぐ者がスムーズに仕事に入れるような準備をしますよね。

海外では多くの場合、引継ぎという概念がありません

当たり前のように顧客や海外法人現地スタッフと、ゼロベースで話を始めることも多々あり。

重要な案件を担当していたメンバーが離脱する場合、出向者を巻き込んで確実に業務をスムーズに進められるよう依頼しましょう。

顧客が社内で引継ぎ漏れしている場合、(運が良ければ)難航していた交渉をゼロスタートさせて、有利に持っていける可能性もあり。

時差がきつい

みなさんもご存じの通り、韓国や一部の国を除き時差があります。

この時差が海外営業を苦しめるポイントの一つなので、ツラいことにあげておきました。

会議や打ち合わせ

アメリカ西海岸の場合は早朝、東海岸の場合は深夜、欧州の場合は夕方~夜(それぞれ日本時間)が日本でなんとか対応できる会議時間です。

管理職がプレイヤーも兼ねている場合、一日中海外との打ち合わせや会議に時間を取られることもあり、うまく調整しないと休む暇がありません。

少なくともアメリカ担当と欧州担当を一人でよろしくとか、絶対にやめてください。

同じ国でもアメリカやロシアのように時差が違ったり、サマータイムで時差が一時間変更になったりいちいち確認するのも面倒ですね。

出社直後のメール処理

日本が寝ている間が終業時間の海外ですので、朝を迎えると毎朝大量にメールがきています。

そのため、朝のルーティーンとしてまずメールの確認急ぎ案件の処理に忙殺。

頭が冴えている朝、自分のために使える時間が少ないのが残念なところです。

英語など他言語でやりとりするむずかしさ

英語については、海外英語に必要な英語力の記事でも触れていますが、第一言語ではないもの同士が話すとお互いの理解度はこんな感じです。

お互いが英語を50%しか理解していない場合のお互いの理解度 = 50% × 50% = 25%

単純かもしれませんが、相互に理解できている情報が25%って低すぎると思いませんか。

こういうことは往々にしてあるので、議事録やメモなど文字に起こすことと、わからないときは必要以上に確認するということを心掛けて仕事を進める必要があります。

欲しい情報が得られない

仕事は情報戦と良くいったものですが、海外営業は以下の2点で苦労することがあります。

担当範囲の広さ

国内営業の場合一つの会社や代理店を通じて販売状況、トレンド、価格などあらゆる情報を吸い上げることが可能ですが、海外営業は地域や国単位を一人が担当していく目の粗さ

海外法人を経由して細かな情報を入手しようとしますが、思った以上に情報が得られずやきもきすることも多いでしょう。

現地語でしかたどり着けない情報

英語圏ではない場合、製品情報や市場レポートが現地語でしか手に入らない場合もあります。。

それだけならまだしも、製品や環境規制の案内も日本語で入手できる可能性は低いです。

解釈の仕方も含めて、海外法人や当局への問い合わせに時間を消耗するのは、海外営業ならではの苦労かもしれません。

【結論】やりがいもツラいこともあるけど、海外営業おすすめ

海外営業 おすすめ

今回は海外営業のやりがいとツラいところ、大変なところ5選を紹介しました。

やりがい・ツラいところを比較して少しでも興味があればまず経験してみましょう。

自分自身が向いているかわからない、そんな状況であれば海外営業に向いている性格、向いていない性格3選ずつ【2社で経験】も向き不向きを判断する参考になるかもしれません。

私自身は日々刺激を得て仕事や会社に愛着を持ちながら、社会人・人間として成長できる点がメリットだと考えています。

さらに、単純に年齢を重ねた以上の経験を積むことにより、結果的に転職活動や昇進・昇格においても有利な条件が得られやすい点もメリット。

ぜひ挑戦してみてください!

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