- 海外赴任に選ばれる人に共通する特徴
- 海外赴任希望してても選ばれない人の特徴
- 海外赴任に選ばれるための方法
- 海外赴任で出世する人しない人
- 中国・タイ・アメリカ等国別海外赴任の特徴
- 海外駐在のメリット・デメリット
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海外赴任に選ばれるためのポイントって何?
どうやったら選ばれるようになる?
この記事にたどり着いたあなたはキャリア意識や海外志向が強く「海外赴任・海外駐在」に興味があるのではないでしょうか。
海外赴任に興味があるものの、自分が選ばれるか不安。
また、選ばれるためにどのようなスキルや経験が必要なのか知りたいあなたに向けて、元海外駐在員の筆者が解説します。
海外赴任を希望しても選ばれない人の特徴、海外赴任のメリット・デメリットについても合わせて紹介していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 海外留学経験あり、TOEIC960点
- BtoB・BtoCメーカー海外営業・マーケティング
- 海外駐在経験あり (途上国に約3年駐在)
海外赴任に選ばれる人に共通する特徴5つ
- 現地で求められる仕事に詳しい
- 自然なコミュニケーション力がある
- 環境変化や異文化への好奇心がある
- ストレスをうまく対処できる
- 一定の語学力がある
これまで2社のグローバル企業で働いてきましたが、海外赴任した筆者の周囲を見ると、ある程度選ばれる人には共通する特徴があると感じます。
上記について詳しく解説していきます。
現地で求められる仕事に詳しい
事務系・技術系でそれぞれ事情は異なるものの、海外赴任に選ばれるということは、赴任先の目標達成や現状からの脱却のために役に立ってくださいということです。
OJTのように若手が研修の位置づけで海外に派遣されるのではなく、現地で成果を出す必要があるため、当然必要とされる業務に精通している方が選ばれやすくなります。
そのため海外赴任に興味があるのであれば、今の仕事の延長線上に海外営業所や工場に役立つスキルをつけることができているか、確認するようにしてください。
- ある国での事業成長が著しく、拡販ノウハウやもっと踏み込んだマーケティングが必要
- 日本でその地域の海外営業担当をしていた担当が営業・マーケのマネージャーとして海外赴任
- ある国の工場の生産性が悪くオペレーション改善が急務
- 国内工場の製造部門や管理部門が派遣
- 製品設計開発の現地化を目指しているが、日本からアドバイザーが必要
- 国内で設計スペシャリストをしている人が教育・管理役として赴任
逆に「国内営業だから役に立つものなんてない」と嘆く必要もないです。
ある顧客の営業管理や国内で丁寧・綿密な顧客対応をしてきたからこそ、海外で信頼を勝ち取ることができている人も周りにはたくさんいました。
自然なコミュニケーション力がある
二つ目に、自然なコミュニケーション力があること。
異文化の環境ではよく「日本で相手と話す4倍の会話が必要」だと言われます。
言語や文化の違いを超えて、円滑なコミュニケーションが取れる人は、海外で起こりやすい「〇〇したつもり」や「誤解」を減らし、協力関係を気づきやすくなるのです。
ただしあくまで「自然な」コミュニケーションと書いた通り、本人が無理して相手に合わせたり、わがままを飲んだりし過ぎてはいけません。
聞くときは聞く、言う時は言うといったバランス感があるとより良いかなと思います。
環境変化や異文化への好奇心がある
当然ですが、海外赴任なので言葉も違えば、食文化、商習慣、人の見た目に性格の違い、そして飲みにケーション文化も異なります。
一時期筆者の上司で、社会人人生の半分以上をいくつかの海外販社で過ごしていた方は、一番重要なのは「なんでも食べられること」と「どこでも寝られること」と言っていました。
逆に、食事一つで海外に馴染むことができず挑戦が失敗に終わることだってあります。
サッカー元日本代表で高校時代は怪物ストライカーと呼ばれた平山相太氏も、慣れない海外生活での体づくりからくるストレスで不摂生になり、その後のキャリアにも大きな影響がでてしまいました(リンク)。
筆者も自分自身当初思った以上に現地に適応できたと自負しているのですが、その背景には「なんでも食べてみようという好奇心」と「思った以上に体が丈夫だった」という点があります。
腹下さなかった分、一時期激太りしましたけどね。
日本で働いている間でも、色んなことに興味を持ち自分の幅を広げる経験を積極的に行っているかは見られていますし、海外出張の際は受け入れ側も将来の駐在者候補になるかどうか意外と見ているものです。
ストレスをうまく対処できる
ストレス耐性があることも重要で、これは日本で働いている時から上司は良く見ています。
なぜなら海外赴任には日本で働いている時には遭遇しない多くのストレスが伴うため。
- 言葉の壁や文化の違い
- 家族との別居
- 仕事のプレッシャー
- 仕事をしない部下に、ひたすら媚びてくる部下に、突然辞める同僚
- 本邦側からの無責任な依頼
こんなのが日常茶飯事すぎて数えきれませんよね。
一つ一つ起こったことにイラついたり、悲しんだりしたら心が持ちません。
ストレスに耐え、適切に対処できる人は、困難を克服し長い目で成長できるようになります。
とても単純なことですが、起こった事象に対して「事実」と「感情」を切り離す癖がついたのも海外赴任がきっかけ。
一定の語学力がある
多くの海外赴任先では英語や中国語を共通語に会話がなされます。
偉くなると通訳が付くこともありますが、筆者が知る限り、「中国の販売会社で社長が中国語を話せないから日本語が公用語だった時代がある」という例を除き、英語か中国語が使われていました。
英語や中国語、それ以外の現地語だとしても、使いこなせることで海外赴任に選ばれる可能性はぐっと高まります。
小ネタですが現地語を少し学んでおくと、現地スタッフ間の不平不満、陰口を監視できるのでおすすめです。
海外赴任希望してても選ばれない人の特徴3つ
- 仕事に対する態度・実績が伴っていない
- 社内メンバーからの信頼が弱い
- 経費・費用削減圧力が強い部署にいる
反対に、海外赴任を希望してても選ばれない人の特徴が、このような点です。
仕事に対する態度・実績が伴っていない
海外赴任をしたい!と考える人は、上司や同僚には希望を伝えていることが多いと思います。
それなのに「2~3年後な」と言葉をにごされ、そのタイミングになっても機会は訪れないまま。
そんな方も多いかもしれません。
たまに見られるのが、希望は伝えているのに足元の仕事をしっかり処理できていない・実績を上げられていないケース。
上期・下期や年度ごとの節目にしっかり上司と現在の業務の実績を伝えられるよう。日々努力です!
社内メンバーからの信頼が弱い
これもあるあるだと思います。
海外で働くことに憧れや幻想をいただいている人にありがちな失敗で、あらゆるアピールをして自分を海外赴任に選んでもらおうとする人が一人や二人はいるのではないでしょうか。
その高い意識に応じた仕事をしてくれていればいいのですが、自分で手を動かさず、仕事は丸投げ、周囲からの評判が非常に悪い人っていますよね。
私はパッと浮かびます。笑
こういう性格の方も、上司からしっかり目をつけられており希望通りの配属や異動が叶わないケースが多いです。
これが何年か続くと、全然関係のない部署に異動したり、兼ね備えたバイタリティで転職したり。
社内の信頼は実績と合わせて着実に積み上げていくようにしましょう。
経費・費用削減圧力が強い部署にいる
これは本人の性格によるものではありませんが、グローバル企業の中でも残業や出張に厳しいなど経費・費用削減の圧力が強い部署だと、海外赴任のチャンスはなかなか訪れない場合があります。
こういう部署ではミニマムな人員で最大効率を求めて事業運営するため、海外赴任に選ばれるような優秀な人をあえて外に出したがらないケースが多いのです。
ここにいる限り、いかに信頼を積み上げて、仕事で実績を残して、上司に希望を伝えてもその上司や部署の方針が変わるまでは待ちぼうけになってしまうので注意。
海外赴任に選ばれるための方法5つ
- 明確に希望時期を伝える
- 社内の信頼を積み上げる
- 海外法人・工場に詳しい社内の人とのつながりを大事にする
- 語学力を身につける(努力をする)
- それでもダメなら海外赴任しやすい企業に転職も検討
これまで解説した「海外赴任に選ばれる人」「海外赴任に選ばれない人」を参考に、選ばれるための方法を紹介します。
アピールは大切ですがあくまで、今の業務をそつなくこなすことが先決。
選ばれない人に該当するふるまいをしないよう気を付けましょうね。
明確に希望時期を伝える
これは日頃から周囲に対して常に海外赴任をアピールするという意味とは少し異なります。
話の流れの中で上司や海外出張先の役職者から「海外赴任希望の有無」を聞かれた時に「今すぐにでも海外で働きたいです」といったアピールを伝えるということです。
筆者の周囲でも海外駐在に興味があるものの、家を買ったばかりだから〇年後、今期を逃したくないから〇年後といったように、自ら希望時期を後ろ倒しで伝えてしまっている方がいました。
上司からは「〇年後か、分かった」といわれても、結局その時に海外赴任ができる保証はどこにもありません。
海外赴任で選ばれる人は管理職の中でリストアップされており、適材適所で異動が決められていくので、常にそのリストの中に存在し続けるということが大事なのではないかと思います。
社内の信頼を積み上げる
当然ですが、日々の仕事をこなす中で周囲とうまく連携し社内で信頼を積み上げるようにしましょう。
海外赴任に送り出すコストは日本勤務時の2~5倍と言われています。
海外赴任にかかるコストは給与や手当、住居や養育費といった直接コストに加え、現地の税・社会保険料の本人・会社負担分やそれらの税金を会社が負担することによる間接コストも膨大です。
このようなコストをかけてまで適当な人選を会社もするわけにはいかないので、「きっとこの人ならうまくメンバーと連携して業績アップや問題解決に貢献してくれる」と思わせるようにする必要があります。
海外法人・工場に詳しい社内の人とのつながりを大事にする
筆者が海外駐在できたのは、担当地域のある国に出張した際、数日間という短い滞在の中で海外法人の現地トップや日本人幹部とじっくり話すことができたから、と思い込んでいます。
市場調査に向かう車の中で、その国に対する好奇心で目がキラキラして、不慣れながらもたくさん質問していたところに可能性を感じたという後日談。
筆者は社内政治や人に媚びることが苦手なのですが、仕事を通じて自分の知らない国や地域を訪問し、知見を得られることに常にワクワクしていました。
結果、自然と成果を出す努力を継続でき、現地法人や役職者にも認知してもらえたのだと思います。
語学力を身につける(努力をする)
海外赴任をしたいという社員が、定時前に会社にきて英語の勉強をしたり、見えないところで英会話を受けて語学力を高め、海外駐在を勝ち取るというのは良くある話。
筆者の周りでも努力が伝わるほど年々成長していた後輩が、若くして海外赴任の道を掴んでいるシーンに遭遇しました。
語学力がないと海外駐在に選ばれないかというとそんなこともありませんが、目標に向かって努力している姿勢は伝わりますし、赴任前研修等で最低限TOEIC 600点は取りなさいという通達はでる会社も多いと思うので、努力は欠かさないようにしましょう。
月1万円以下で始められるオンライン英会話でも、ビジネス英会話からTOEICまで幅広く実践で身につけることができるため、自己投資の一つとしてかなりおすすめです。
それでもダメなら海外赴任しやすい企業に転職も検討
希望と異なる配属で何年も経ち、自己投資をしているのになかなかお声がかからない。
もしかしたら、会社として海外赴任者数を制限しようとしているタイミングかもしれません。
昔はかなりの比率で海外駐在していたが今はほとんど現地スタッフに任せても問題ない、という状況は多くの会社で起こっていると聞きます。
先人たちがビジネスの土台を作ってくれたり、コロナ禍でオペレーショの現地化を進めたり、さまざまな理由あり。
それでもどうしても企業の中で海外赴任をしたいのであれば、海外勤務者の多い会社の採用に進むのも一つの手。
2018年と少し前の記事ですが海外勤務者が多い会社トップ200も参考に、気になった企業を受けてみるのもいいでしょう。
なお職種としては事務系であれば「営業」「経理」「生産管理」あたりが重宝され、技術系であればやはり「設計」「セールスエンジニア」が海外法人・工場で需要が多いです。
海外赴任はエリート?・・出世しない人の特徴3つ
- 現地で求められる実績を残せなかった
- セクハラ・パワハラでスタッフを育てられなかった
- 現地のマネジメントに特化してしまった
海外赴任者は会社としても通常のキャリアパスより多くの費用が掛かっているため、少なくとも期待をされている存在には違いありません。
それでも、海外赴任を経て上に上り詰めていくと思いきや赴任前のポストに戻って何年も過ごす人も少なくありません。
期待されながらも出世とは縁がなかった人の特徴についても触れてみたいと思います。
現地で求められる実績を残せなかった
おおむね海外赴任の任期は3年ほどと言われていますが、会社によっては成果が出るまで追加で複数年とどまる場合もあるようです。
このように現地で求められる実績を残せなかった、3年という区切られた任期の中で成果がでないまま帰ってきてしまった場合、その後会社内での評判が微妙なものとなってしまうケースもあり。
結構海外赴任はシビアだなと思わされます。
赴任が長期になることもあれば、本人のギブアップで短縮される場合もありますが、こういった場合もキャリア的にはマイナスでしょう。
とはいえ、筆者の経験上海外赴任を経験してなお上昇志向を持ち続けている人って、割合10%もいない気がしますが。
むしろ海外勤務で会社を外側から見て萎えてしまい、帰任と同時に転職活動を始める人も。
セクハラ・パワハラでスタッフを育てられなかった
日本で働いている時のひとつ上の役職で設定されることが多い海外赴任。
当然今までは一担当だったとしても、現地では部下をもって組織管理をしていかなければなりません。
そんな矢先、日本と同レベルの厳しい要求で部下からハラスメントを訴えられ、失脚してしまうケースも海外赴任ならではのリスク。
特に海外の販売会社や工場では、現地スタッフの育成・自立支援もタスクの一つに入っている中で、現地スタッフを育てず大量離職されると、管理者としての素質が問われてしまいます。
赴任前にはこういった異文化研修やマネジメント研修への参加もあると思いますので、しっかりと実践できるようにしておきましょう。
現地のマネジメントに特化してしまった
これはある意味ラッキーなパターンですが、海外法人での生活パターン・仕事スタイルにハマってしまい、日本に用意できるポストがなくなるケースも出世できない人と呼ぶことができるでしょう。
とはいえ、ある程度の役職で十年、二十年と海外生活をして、仕事はそこそこ語学や趣味も楽しめるこういった人を見てうらやましいと思う人は少なくありません。
俗にいう「Out-to-Out(海外から海外へ)」の人ですね。
ただこのタイプの人は一見あまり仕事をしない人にみえつつ、仕事の勘所みたいなものを掴んでおり、重要な局面では目の色変えて仕事をするので、筆者は尊敬していました。
中国・タイ・アメリカ等国別海外赴任の特徴
あくまで一般的な大手グローバル企業の事例ですが、「こんなタイプの人がこんな国に赴任しているよ」という例をいくつか挙げてみたいと思います。
中国
かつては世界の工場と呼ばれていた中国。
現在は世界最大の消費者が住む国として、発展を遂げました。
10-20年前まではグループ会社の工場に生産管理や人事として出向していた人も多いと聞きますが、現在の主流は販売会社の営業部隊。
中国向けの売上比率が高い会社では、中国語ではなく日本語でやり取りができてしまうくらい日本人の駐在者が多い企業もあるようです。
全体的な比率として海外赴任者の中でも中国赴任者が多いことから、人脈があるかどうかが選ばれる際のポイントに感じます。
- 中国人材の人脈を有している
- 中国語が話せる
- お酒の場を拒絶しない
タイ(含む南・東南アジア)
タイをはじめとした東南アジアには、自動車や家電製品を中心に古くから日系企業の工場が多く進出しています。
現地スタッフを巻き込み、知識や技術を伝承していくリーダーシップが求められますが、決して高圧的ではなく人を活かしてチームが活きる風土を作り上げられる人が向いています。
アジアでは今も新工場の設立等、巨額の投資が動く会社もあり、そういう経験をリードできるバイタリティのある社員が候補となります。
全体的には女性は勤勉、男性は不真面目ですが、両者のやる気をうまく引き上げられるモチベーターが適任!
- 技術的なスキル
- リーダーシップ
- 人間関係や仕事に柔軟であること
アメリカ
アメリカは世界経済の中心であり、日本企業にとってもTop3に入る重要市場である場合が多いです。
英語を活用してグローバル人材として活躍していく期待のある社員がアメリカ駐在に選ばれることが多く、年齢を問わず仕事できる人が多いイメージ。
多くの人が憧れる赴任先である一方、意外と村社会的で報連相とやり直しの繰り返し・顧客からの無茶な要求などが続き、疲弊している社員も多くいます。
どのような働き方が求められるかで、駐在満足度にムラがあるのがアメリカ駐在。
- 自分の意見を貫く力
- 英語力
- 人を動かすリーダーシップ経験やマインド
- 法に関する知識
海外赴任のメリット・デメリット各9つ
これまで海外赴任に選ばれる人・出世しない人等トピックを紹介してきました。
この章では、海外赴任のメリット・デメリットを簡単に書いていきます。
詳細は関連記事にて「打線組んだ」シリーズで分かりやすく書いていますので、お時間がある方はリンクからみてみてください!
【まとめ】海外赴任に選ばれる人になろう!
この記事では「海外赴任に選ばれる人」にどのような特徴があるか、逆に選ばれない人にどんな特徴があるかを解説。
- 現地で求められる仕事に詳しい
- 自然なコミュニケーション力がある
- 環境変化や異文化への好奇心がある
- ストレスをうまく対処できる
- 一定の語学力がある
- 仕事に対する態度・実績が伴っていない
- 社内メンバーからの信頼が弱い
- 経費・費用削減圧力が強い部署にいる
さらに、海外赴任に選ばれる可能性を少しでも増やす方法についても述べてきました。
- 明確に希望時期を伝える
- 社内の信頼を積み上げる
- 海外法人・工場に詳しい社内の人とのつながりを大事にする
- 語学力を身につける(努力をする)
- それでもダメなら海外赴任しやすい企業に転職も検討
絶対に海外赴任ができるとは言えませんが、ビジネス英会話等で英語力をつけて、今すぐにでも行きたいという話を定期的な面談などで伝えていくことをおすすめします。
もし、努力しても、上司に訴えても動きがでないような企業であれば、転職することも一つの方法です。
後悔の無い人生が歩めるよう、今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。
海外赴任・海外駐在を目指す人よくある質問
自身の経験をもとにした、かなり個人的で偏りのある回答かもしれませんが、海外赴任に関して良くある質問について、Q&Aで回答してみました。
参考にしてみてください。
- もし海外赴任先を選べるとしたらどの国がおすすめですか?
-
もし会社員として上を目指すのであれば、アメリカ・中国を一度は経験するといいのではないかと思います。
世界経済の中心である2つの国を経験することで、仕事の幅や人脈が広がることはもちろん、衣食住の文化・商習慣の違いをイヤというほど知ることができるでしょう。
また経験という意味ではインドもおすすめです。
何を隠そう、筆者の駐在先でしたが、日本では決して体験のできない出来事が経験できると同時に、ちょっとやそっとのストレス・人間関係の悩みには動じなくなる強さが育まれること間違いなしです(サバイブできれば)。
とはいえ、会社や業種・職種により全く異なるので、上司や先輩をたどってあなたの会社のおすすめ駐在先を探してみてください。
- もしこれから海外駐在を目指すとしたら何に力をいれますか?
-
もしまた海外駐在の機会を得ようと努力するのであれば、やはり関わりたい国や地域の担当営業や商品企画を希望します。
その後、出張や顧客対応を通じて、関係者に存在を認めてもらい、上司との面談の中で海外赴任の要望を伝えて「その時を待つ」といったところでしょうか。
また日頃からビジネス英会話を受講していますが、やはり業務中に使う英語だけでは偏りが埋まれるため、この習慣は継続していきたいと思っています。
筆者英会話は朝25分だけなのでそんな負担にはなりません。
もし興味がある方はキャンペーン情報をまとめていますので、みてみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうござました。