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海外営業の転職でおすすめ資格は?転職サイト結果からまとめてみた!

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海外営業の転職で おすすめ資格は?
悩む人

海外営業に転職したいけど、TOEIC以外に使える資格が知りたい

この記事では、メーカー・商社など海外営業部門への転職に興味がある方に向けておすすめの資格を説明します。

大手転職サイトdodaの上場海外営業求人に絞り、必須・歓迎要件を徹底調査。

どのような資格が求められているか一目でわかる記事です。

この記事でわかること
  • 海外営業の転職に必要なTOEIC点数の目安
  • 海外営業の転職におすすめな経験・スキル
この記事の結論

上場企業の海外営業職への転職でアピールできる資格3選

必須と書いてあっても挑戦は可能。
入ってから活躍できる理由を説明できるようにしておこう。

筆者の海外営業歴

・欧米とアジアを中心に出張で20か国訪問
・コロナ前、日本から1-2か月ごと25回出張
・途上国駐在経験あり
・BtoC、BtoBの2社で海外営業経験
・TOEIC 960点

\若手向け!海外営業求人探しならdoda!/

目次

海外営業に求められる経験・スキル一覧

経験・スキル歓迎・必須と回答した件数
業界経験51件
営業経験61件
海外とのビジネス経験59件
海外駐在経験9件
中国語25件
韓国語6件
スペイン語5件
その他6件
貿易実務経験22件
参照:転職ならdoda(デューダ)

記事を作成するにあたり、私も未経験から海外営業への転職時に利用した「doda」の情報を集計。

dodaにて紹介されている上場企業の海外営業、137案件から傾向を掴みました。

結果、ダブりがあるため件数は137件より大きくなりましたが、各経験・スキルは上記の表の結果に。

英語力については、記載のなかった28社を除きTOEICの点数など具体的な要求があったので、次の章で解説します。

海外営業になるための必須資格はなく、営業や業界経験の方が強みになるという点が確認できました。

海外営業の世代別キャリアプランで記載しているような経歴や実績をお持ちであれば、海外営業への転職はしやすいでしょう。

海外営業の転職におすすめの資格 | TOEIC

TOEIC

TOEICの重要性

転職希望者の英語力が「会社の求めるレベルに合致しているか」を確認するため、TOEIC(R) L&Rテスト結果が足切り要素として活用されます。

海外営業の転職にとっては最も重要な指標の一つです。

実際に使う英語スキルは会社によりけりで、思った以上に英語を使わないこともありますが、採用時点で高い点を持っていることはアドバンテージになります。

必要な点数の目安

海外営業に求められるTOEICの点数、英語力
参照:doda(デューダ)を元に筆者作成

dodaの海外営業求人137件を確認したところ、上記のように「中級・ビジネスレベル・700点」が大半を占めており、TOEICの点数としては700点が基準になるようです。

750点~800点といった高得点の案件も一部見られましたが、マネージャーやリーダー層の求人向けが多め。

海外営業や海外勤務という職種だけでなく、昇給・昇格に関する基準にもなるため、海外駐在など次のステップを踏んだ後は860点を狙うといいでしょう。

以下の記事でも海外営業に必要な英語力・TOEIC点数について解説していますので、合わせてどうぞ。

海外営業の転職におすすめの資格 | 英語以外の言語

経験・スキル歓迎・必須と回答した件数
業界経験51件
営業経験61件
海外とのビジネス経験59件
海外駐在経験9件
中国語25件
韓国語6件
スペイン語5件
その他言語6件
貿易実務経験22件
参照:doda(デューダ)を元に筆者作成

英語以外の言語としては、中国語を筆頭に韓国語、スペイン語、またその他ヨーロッパやアジア各国の言語が少数。

歓迎スキルとして記載されていました。

英語以外の重要性

英語に比べると具体的な要求レベルが書かれた企業はありませんでした。

逆に言えば、英語以外の言語が話せる場合、それだけで他の転職希望者や在籍者にとって大きな差別化となります。

最近は海外営業に配属される新卒、新入社員で他言語ネイティブも多く、英語以外の能力は今後重要度を増すでしょう。

他言語スキルの活かし方

メーカーの多くは生産拠点(工場)や開発拠点が日本以外にもあり、海外法人も世界各国に散らばっているので、面接でアピールしない手はありません。

英語以外の現地語が話せると、転職後はほぼ確実にその言語を活かせる地域や国担当になれるのでおすすめ。

中国語を除き求人数は少ないですが、見つけたら積極的に応募していきましょう。

筆者

その他の手としては海外現地採用。給与は少なめで、手当に恵まれないこともありますが、やりがいは得られるかもしれません。

海外営業の転職におすすめの資格 | 貿易実務検定

経験・スキル歓迎・必須と回答した件数
業界経験51件
営業経験61件
海外とのビジネス経験59件
海外駐在経験9件
中国語25件
韓国語6件
スペイン語5件
その他6件
貿易実務経験22件
参照:doda(デューダ)を元に筆者作成

海外営業という職種は幅広いため、実務担当として貿易実務を行うかはともかく、海外ビジネスをする上では貿易関連の知識は欠かせません。

dodaの上場海外営業求人137件中22件については、貿易実務経験や貿易実務検定Ⓡを含む知識が必須・歓迎要件となっていました。

このような貿易に関する実務と知識を客観的に図る検定試験として、貿易実務検定®と呼ばれる検定があります。

簡単なレベルからC級、B級、A級の用意がされており、以下の区分けだそうです。

C級:概ね、1~3年以上のレベルです。定型業務をこなすために必要な知識があることを証明するレベル
B級:概ね、1~3年以上の実務経験のレベルです。貿易実務経験者の中堅層を対象
A級:概ね、3~4年以上の実務経験のレベルです。貿易実務において判断業務を行うことができる実力を証明するレベル

各級の詳細 | 貿易実務検定®の紹介 | 貿易実務検定(R) (boujitsu.com)

出題例や出題の範囲もホームページに記載されていますので、興味ある方は確認してみてください。

筆者

普段業務で使う貿易用語や英語の翻訳は簡単。
業務で使わない単語も多いので学びが多いかも。

貿易実務検定Ⓡの重要性

履歴書に書ける資格として貿易実務検定Ⓡの効果は一定ありますが、その資格を使ってどのような業務をしてきたかのアピールも付け加えましょう。

簿記やその他の資格と同じで資格取得のための勉強だと、知識が定着しないですからね。

海外営業をしていれば、インコタームズとか貿易書類・通関知識・関税の知識は自然と身につきますが、

貿易実務検定Ⓡの活かし方

海外営業をしていれば、インコタームズとか貿易書類・通関知識・関税の知識は自然と身につきますが、普段使わない内容については、貿易実務検定ⓇC級の出題例でも知らないことだらけ。

転職時にこの資格に合致する知識を持っていると、戦力として重宝されるでしょう。

ただ、海外営業をしたい人はどちらかと言えば「海外で売れる製品を作りたい」とか「顧客や海外法人と交渉したい」という外向き志向の方が多いです。

この資格をアピールすると部や課の中でもバックオフィス的な役回りをお願いされること可能性あり、それが希望でない場合注意が必要。

筆者

面接の際、海外営業の組織がどんな人員で、どのように役割分担されているか確認してください。

海外営業の転職におすすめの資格 | まとめ

今回は海外営業の転職におすすめな資格について、転職サイト「doda」の上場海外営業求人137件からの結果を元にまとめ、考察しました。

海外営業転職のために必須の資格はありませんが、おすすめの資格は以下のとおり。

海外営業の転職におすすめの資格

わたしのように全く海外と関係の無い業種・職種でも、TOEICの点数アップにより海外営業への道が開けたケースもあるので、まずは積極的に自身が求める働き方や向いている仕事探しをスタートしてみてください。

海外転職やハイキャリア向けにおすすめの転職サイト・転職エージェントは以下の記事にもまとめているので良ければご一読ください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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