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ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い徹底比較【海外出張の移動靴】

内容に広告・プロモーションを含みます
ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い徹底比較
悩む人

ニューバランスM997とCM997Hって何が違うの?

悩む人

USA製とアジア製の詳しい違いを知りたい

こんな疑問に対し、スーツ着用時と真夏のサンダル以外はニューバランスばかり履いている筆者が解説。

特にニューバランス997シリーズは奇をてらわないロングノーズな外観でカジュアルにもキレイ目にも合わせやすく、海外出張の移動用に履く靴のファーストチョイスです。

そんなニューバランスの997シリーズ。

USA製のM997」と「アジア製のCM997H」があるのはご存じでしょうか。

クオリティが高くレアと言われるUSA製・安価でコスパ重視と言われるアジア製、もっと違いを知りたいですよね?

今回はグレーカラーで両方の靴を持っている筆者が様々な角度で違いを比較・解説し、おすすめできるモデルを紹介。

997に限らず、996や1700など他モデルでもUSA・アジア製の両ラインアップがありますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

靴の汚れもリアルに、全て1次情報です。

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M1400とM1500でUK製とUSA製を比較レビューした記事も書いています。

目次

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製違い | 結論

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い【結論】

先に結論を言うと、購入迷っている方はアジア製「CM997H」で特に問題ありません

シュータンに「Made in USA」が入っていることに憧れる!

USA製の履き心地を体感したい!

というこだわりのある方にとってはUSA製「M997」ももちろんおすすめですが、値差1万円以上を考えれば、気軽に購入して履き倒せるCM997Hの方がおすすめです。

どちらがおすすめか簡単に紹介しますが、次の章からもっと細かく両方の商品を見ていきます。

USA製M997がおすすめ
アジア製CM997Hがおすすめ
  • USA製へのこだわりがある
  • ホールド感重視
  • 値段を気にしない
  • 靴の日常的な手入れができる
  • まずは安価で99Xシリーズを履いてみたい
  • 軽い履き心地が好み
  • 1つの靴を履き倒したい

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い【外観】

ここからはニューバランス997シリーズの詳細を比較していきます。

ニューバランス997 正面上から

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い

左がニューバランスCM997HCA(アジア製グレー)、右がニューバランスM997GY (アメリカ製グレー)。

パッと見て目立つのはシュータンの違い。

アメリカ製M997のMADE IN USAが目立ちます。

また、左のアジア製CM997Hが若干ベージュがかった色に見えるのに対し、右のM997はグレーの色が引き締まっていてカッコイイです。

私の記憶では人気モデルのM996グレーもベージュっぽい色でしたが、私のCM997Hの場合は単純に使用歴が長いだけだと思います。

ニューバランス997 サイドから

次は横から比較した写真とレビューです。

左側から(右靴)

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、ミッドソール、C-CAP, ENCAP
(上)アメリカ製M997、(下)アジア製CM997H

ミッドソールが層になっているアメリカ製M997に対して、一体型の成形が際立つアジア製CM997H。

良く見るとグレーの濃さもあいまって、かなり大きな見栄えの差です。

小さな点では、ニューバランス「N」のロゴの余白、M997の方が大きく見えます。

また合成樹脂の形状も意外に違うものですね。

右側から(右靴)

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、ミッドソール、C-CAP, ENCAP
(上)アメリカ製M997、(下)アジア製CM997H

反対側から見た比較。

こちらはnew balanceの印字がことなります。

M997は衝撃吸収反発弾性に特化した機能素材”C-CAP(シーキャップ)“と”ENCAP(エンキャップ)“を組み合わせた構造のソールユニットを使用。

CM997HはEVAラバー製のミッドソールを備え、クッション性と快適性を高めています。

ポリウレタン素材(PU素材)のミッドーソールに、衝撃吸収性に優れたEVA素材を埋め込んだニューバランスのクッショニングシステムのことをENCAPと呼びます。
良く比較されるC-CAPはEVA素材を圧縮させた素材。耐久性の向上と軽量化、加水分解しない点に優位性あり。

後はアメリカ製M997の方がスウェード面が少し広くみえますね。

ニューバランス997 後ろから

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、
(左)アメリカ製M997、(右)アジア製CM997H

ここも比較するまで、あまり気にしていませんでしたが大きく異なります。

アメリカ製M997の方がかかとが高く、アジア製CM997Hはローカット。

どおりでM997を履いて歩くとき、特にホールド感を強く感じるのだと改めて納得。

ニューバランス997 後方から全体

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、
(左)アジア製CM997H、(右)アメリカ製M997

後ろから全体を見てみると、ニューバランスの中ではSL-1型の中でも特にロングノーズな997シリーズながら、アジア製CM997Hは若干ぼってりしているような。

幅広の筆者が履き倒しているからなのか。

ただ全体感は同じ997シリーズということもあり、当然ながら違いは分かりませんね。

細かく比較

素材や形状についてより詳しく見てみました。

かかと部分の素材

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、素材

アジア製CM997Hは布製、アメリカ製M997はのライニング。

革ですが、滑り止め加工がされているようで、つるつる滑りかかとが痛むようなことはありません。

インソール形状

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、素材、インソール

アメリカ製M997はかかと部分のカップ形状でホールド感を高めているのに対し、アジア製CM997Hには凹凸がなくシンプルで軽量のインソール。

M997の履き心地はしっかり、CM997Hの履き心地はふわっと。

結構履き心地は違います。

長距離歩くことが多い場合はM997、立ち仕事や日常使いの場合はCM997Hが向いていると言えそうです。

シュータン

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、素材、メッシュ、スウェード

アジア製CM997Hはメッシュ素材で997Hの文字がうっすら目立つ程度ですが、アメリカ製M997はnew balance MADE IN USAが存在感を放ちます。

M1500の「MADE IN ENGLAND」もそうですが、ここは明確に高級ラインをアピール。

インソールの縫い方

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、素材、メッシュ、スウェード

汚いままで見せるべきか迷いましたが、このようにアジア製とアメリカ製で縫い方が異なっています。

うまく表現できませんが、アジア製CM997Hはアウトソールとインソールを靴の外周で縫い付けているのに対して、アメリカ製M997は靴の真ん中で魚の開きみたいな縫い方をしているようです。

筆者

アメリカ製M997を見て「これぞ職人技!」と他にも分かる方いたら教えてください!

アウトソール

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、素材、靴底、アウトソール

アジア製CM997Hもアメリカ製M997も同じような形状をしていますが、M997のかかと部分にはXar-1000の文字。

ヒールプラグに採用された素材で、かかとの摩耗を低減します。

メッシュ部分比較

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、素材、メッシュ、スウェード

左がアメリカ製M997、右がアジア製CM997Hですが、メッシュを遠くからみても違いが判りません。

目を凝らしてみると、アメリカ製の方が少し目が細かく、メタリックな感じが強く出ているような。

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い【価格】

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製価格の違い

ニューバランスM997は現在量産されていないようで正確な価格が分かりませんが、アメリカ製というだけで2万円を超える価格。

一方で、アジア製CM997Hの場合は1万円を超える程度、セール時であれば7,000~10,000円で購入も可能。

997は流通が少なくなかなか購入機会がないかもしれませんが、人気モデルのニューバランスM996とCM996であれば、流通量も多いので参考にしてみてください。

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ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い まとめ

ニューバランス997 アメリカ製・アジア製の違い、比較

今回は筆者の海外出張の移動用にも愛用している、ニューバランスのアメリカ製M997とアジア製CM997を徹底比較しました。

基本的にはアジア製CM997で問題なし。

Made in USAにこだわりのある方、既にM996やM1400などの有名モデルを試したことがあり、ちょっとマイナーモデルに手を出してみたい方にはM997がおすすめです。

最近のニューバランスはハイテクよりの新製品が続いており、997のようなクラシックな良品を入手できるチャンスが少なくなっているので、もし見つけたらチャンスです!

USA製M997がおすすめ
アジア製CM997Hがおすすめ
  • USA製へのこだわりがある
  • ホールド感重視
  • 値段を気にしない
  • 靴の日常的な手入れができる
  • まずは安価で99Xシリーズを履いてみたい
  • 軽い履き心地が好み
  • 1つの靴を履き倒したい
ニューバランス997シリーズの違い

・アメリカ製M997、アジア製CM997Hの外観比較
 シュータン、ミッドソールに大きな違いあり
・アメリカ製M997、アジア製CM997Hの価格比較
 アメリカ製は2万円超、アジア製はその半額程度

※クリックすると該当箇所に戻ります

海外出張の多い筆者が、ビジネスファッションも含めた「2022年海外出張の持ち物リストの記事」を書いています。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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