将来海外で働きたくて、海外営業に興味あり。
何が必要?どうしたらなれる?
情報少ないですよね。
こんな疑問を解説します。
わたしもずいぶん前、全く異なる業界からメーカー海外営業に転職した身。
その時は、ただただ憧れやイメージだけで、「海外営業」がどんな仕事かわからないまま飛び込み、多くの苦労をしました。
そこで今回は「英語などのおすすめスキル、仕事の向き不向き、中働いている人の仕事観」など、自分が入社前に欲しかった情報をまとめた記事にしました。
この記事を見れば、海外営業や海外駐在を目指すあなたに何が必要か、あなたに向いているかが理解できるようになるので、以下から興味のある内容をクリックして早速みていきましょう!
・海外営業になるにはどんなスキルが必要
・海外営業向き・不向きの考え方
・海外営業になった後のキャリア
・海外営業になるには おすすめの転職ツール
※クリックで該当部分にジャンプできます
・欧米とアジアを中心に出張で20か国訪問
・日本からは1-2か月ごと25回出張
・途上国駐在経験あり
・BtoC、BtoBの2社で海外営業経験
・TOEIC 960点
海外営業になるにはどんなスキルが必要?
海外営業になるために”車に乗るための免許証”のような必須資格はありませんが、英語力をはじめとした以下のスキルが重要です。
英語力の目標
海外営業で全く英語を使わない日はおそらくないでしょう。
会議が少なくスピーキング・リスニング機会が少ない場合でも、メールや文書やりとりでリーディングとライティングは日常的に使います。
したがってビジネスレベルの英語力が必要。
転職の場合はTOEIC 700点、新卒の場合海外営業志望するためには最低TOEIC600点は超えておきたいところ。
<おすすめの英語勉強方法>
・スマホアプリ (Podcast、mikanのような英単語アプリ、スタディサプリ ENGLISHのような英語特化アプリ)
・オンライン英会話や社内の英会話講座
・仕事中に英語を積極活用する
<< 海外営業に必要な英語力・TOEIC点数は?英語が話せないとだめ? を読む
英語力以外のスキル
英語を以外のスキルについては、「英語以外の語学能力(特に中国語)」と「貿易実務」が多くの企業から求められています。
転職の場合、「志望する業界経験、営業経験、海外とのビジネス経験」の3つも合わせて求められることが多いようです。
海外営業の転職でおすすめ資格は?転職サイト結果からまとめてみた!の記事では、大手転職サイト・エージェントのdoda記載の海外営業案件から必須・歓迎スキルを一覧にし、活かし方を説明しています。
入社後身につくスキル
海外営業として身につくスキルは英文契約書の理解も含んだ英語力と経理・財務知識。
加えて、現地で働く機会があれば異文化の中で法人運営を行う行動力やリーダーシップが挙げられます。
海外営業は国内営業に比べ、管理(現地法人や海外代理店)の側面が強いので、財務系の知識が身についていくのはメリットと感じます。
もし下記のうち経験済・習得済のスキルがあれば、海外営業への就職、転職におけるエピソードづくりに活かすことができますね。
・若手:一般的なビジネスマナー、ビジネス文書力、英語力
・中堅前半:経理・財務知識、マーケティング全般知識
・中堅後半:マネジメント・コーチング能力、契約書作成
・管理職:異文化の中で人を動かし、海外法人運営を行う実行力・統率力
海外営業になるには | 向き不向きの考え方
海外営業に必要なスキルや経験があっても、本当に海外営業が天職なのか。海外駐在するまで頑張れるのか。
そのような疑問をお持ちの方は以下も見てみてください。
海外営業の仕事内容
海外営業の仕事はその響きの割には地味です。
海外の大きな会議室で世界各国の顧客を目の前にプレゼン、なんてのは経験上年に2~4回。
日々の地味なオペレーションに全力投球しています。
BtoB、BtoCそれぞれで経験した仕事内容は以下のようなイメージ。
・現地法人(海外顧客)からの技術・営業問い合わせ
・出荷計画の調整
・製品の価格調整・契約業務
・販売・広告宣伝サポート
・製品開発・製品企画サポート
・物流・商流の設定
一つ一つの仕事内容の詳細と大変さ、一般的な一日のスケジュールを説明していますよ。
海外営業のやりがい・つらいこと
海外営業は会社の中では部署の歴史が浅いことも多く、過去の慣習に沿った仕事だけではなく誰も経験したことないような仕事もあるでしょう。
異文化経験も含め、思い返せば自身の身になっていることも、担当している時はつらく感じるかもしれません。
こんな海外営業のやりがいとツラいことをまとめました。
やりがいの部分にビビッとくる方は海外営業になっても後悔ない日々を送ることができそうです!
- 自身の能力をフル活用し、仕事を前に進められること
- 自身の携わった製品が現地で実際に使われている、販売されている
- 仕事の幅の広さ
- 日本ではなかなかできない異文化経験
- 出張でマイルがたまる可能性大
- 異なる文化・商習慣への慣れ
- 担当がコロコロ変わる
- 時差がきつい
- 英語など他言語やりとりのむずかしさ
- 欲しい情報が得られない
<< 海外営業「やりがい」感じること5選・「ツラい」「大変」なこと5選 を読む
海外営業に向いている人・向いていない人
海外営業のやりがい面・仕事内容を元に、この仕事に向いている性格と向いていない性格を3選ずつしています。
仕事をしているうちに身についていく性格ですが、向いていない性格を持っている方は、克服するまで仕事がツラいと感じることもあるでしょう。
海外営業に向いている性格、向いていない性格3選ずつ【2社で経験】の記事では、上記性格を選んだ説明や、どのようにあなた自身が向いているか、いないかを調べられるか紹介しています。
海外営業になった後のキャリアはどうなる?
海外営業になった後、「どのようなキャリアパスで活躍していくのか」や「女性でも海外営業で活躍できるの」といった質問に対して、記事にまとめています。
海外営業の世代別キャリア
入社して最初から海外営業配属になる場合もならない場合も、多くは本社ではなく支社や工場からのスタートです。
国内営業やその他事務系部門の配属になった場合は2-3年程度、海外営業希望の声を上司に伝え続ける必要あり。
晴れて海外営業に配属となった場合、会社から認められると20代後半~30代前半で海外赴任を任され、経験値が一気に増えていきます。
・若手:事業所や工場、支社の海外営業担当で1-2か国~1地域の海外法人サポート
・中堅前半:一度目の海外駐在でマネージャー経験
・中堅後半:元職場でチームを率いるリーダーや本社海外営業など業務の幅が広がる時期
・管理職:海外転勤族となるか、国内からサポートし出世の道を歩むか
海外駐在のイメージもこちらで確認してみてください。
海外営業と女性の活躍
配属ガチャの意味では、語学経験堪能であれば新入社員の女性が海外営業配属になる確率はかなり高く、狙い目。
女性ならではの人生のイベントにも左右されますが、海外で、日本で海外営業という仕事を楽しんでやっている女性社員はたくさんいます。
・顧客本位を追求する丁寧な対応やリアクションによる良好な関係作り
・外国語の習得が早い。表現、言葉の使い方が上手
・自分自身や担当業務・駐在拠点の問題点などのアピールする力
・顧客からの無茶ぶりや体調不良により気持ちのコントロールが難しい
・結婚、出産を機に仕事のスタイルを変化せざるを得なくなる
・自分流を変えることが苦手
この記事を読んでくださったあなたが女性で、海外営業という仕事に不安を感じているようであれば、以下の記事も参考にしてみてください。
海外営業になるには | おすすめの転職ツール
今回紹介したような海外営業に興味があれば、客観的に自分の向き不向きを確認する意味で、適職診断をおすすめ。
その後で、転職エージェントに登録する流れが良いでしょう。
適職診:キャリアインデックス
キャリアインデックスは多くの転職サイトの求人情報を1つにまとめた大手転職サイト。
登録無し、無料で診断可能、さらに問いの数も少なく、より気軽に診断可能。
・あなたの性格と傾向
・ビジネスにおけるあなたの強みと改善ポイント
・仕事に求めるもの
・あなたに向いている職種や資質
<<キャリアインデックス 適職診断を試してみる
転職エージェント:doda
転職エージェントはdoda、リクルートエージェント、マイナビエージェントあたりが若手向けにおすすめです。
※マイナビのプロモーションを含みます
海外営業やグローバル企業、外資系に強い特化型の転職支援サービスは多いものの、サポート体制を考慮するとやはりdodaが一番親身だと思いました。
\初めての方向け転職サポートが特に手厚い!/
海外営業になるには まとめ
今回は「海外営業になるには」を以下のコンテンツから紹介してきました。
・海外営業になるにはどんなスキルが必要
・海外営業向き・不向きの考え方
・海外営業になった後のキャリア
・海外営業になるには おすすめの転職ツール
※クリックで該当部分にジャンプできます
今回の記事で海外営業や海外駐在を目指すあなたに必要なスキルや性格、キャリアの考え方が少しでも理解でき、海外営業に向けた自己診断や転職活動スタートのきっかけになれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
海外駐在の年収事情が気になる方はこちらもどうぞ!